サーフィン大会でサメが出た!
2015年、WCTのJベイ・オープン(南アフリカ)の決勝戦で体長3メートルほどのサメが出ました。波待ちしていたミック・ファニングにいきなりアタックしたのです。
やつは、背後からススッとやってきました。
サメが噛みついた瞬間。背びれが見えたあとに大きなシブキが上がりました。生中継で...というか、こんなことWCT史上初めてだそうです。周囲にいたジェットスキー部隊が急行したのでミックは事なきで一安心。サメが噛みついたものは...リーシュでした。
ミックのリーシュはスパッと切れいて...いやいや、マジでびっくり(汗)。
涙目でインタビューに答えるミック。ほんとに怖かったんでしょうね。
共に決勝を戦っていたジュリアン・ウィルソンも泣きながらのインタビュー。
こういう説明してるようですが、実際のところどうなんでしょうね。あのシブキの上がり方から察する俊敏な動きからして、体長3メートル以下だと私は思いました。あと、この写真の背びれは加工して大きく見せているかもしれません。
それはともかく、サーフィンはホントにマイナーなスポーツだと改めて痛感しました。今日、「ひるおび」という昼のテレビ番組でこの事故を取り上げていたんですね。
南アフリカで開催されていたサーフィン大会で男性がサメに襲われました
ですって。これがもしウィンブルドンテニスの決勝でフェデラーが動物園から逃げ出したライオンに襲われていたらどういうニュースになったでしょうね。「イギリスで開催されていたテニス大会で男性がライオンに襲われました」に...なるわけがない。私たちにとってJベイ・オープンは偉大な大会だし、ミック・ファニングはロジャー・フェデラーと同じくらいのカリスマなんですけどね。
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