日本人サーファーがオリンピックでメダル?
女子トライアスロンでオリンピック代表を目指す、佐藤優香さん(23歳)。先日、NHKの「アスリートの魂」でその過酷なトレーニングの日々が紹介されました。つい先月、女子プロサーフィンで世界ツアー(WCT)を目指す大村奈央さんが同番組に登場した記事を書いたのを思い出します。
私も30歳代のころはトライアスロンに夢中になっていたのでわかるのですが、トライアスロンは過酷です。しかし、だからこそ目標を達成したときの達成感はこの上ないものがあります。とはいえ、それはあくまで趣味の世界の話であってオリンピック代表争いをしている選手のことはよく知りませんでした。
世界レベルで戦っているアスリートは誰しも想像を絶する過酷なトレーニングに耐え忍んでいるわけですが、トライアスロンという競技のそれは間違いなく他のスポーツを圧倒している...と、番組を見てそう思いました。3種目(スイム、バイク、ラン)のテクニックと持久力、そして意外にも格闘技でもあるのですから。特にスイム(水泳)で展開される水中での他の選手とのバトルは毎回のように死を覚悟するほどです。
毎日毎日、血を吐きそうなトレーニング。それでも絶対に根を上げない佐藤選手の姿は多くの視聴者の涙を誘ったことでしょう。それでも世界大会で目標とする結果(順位)がでないと、監督から
そんなことで世界とかメダルとか言っていいのか
と怒鳴られます。今のところ世界で30位前後ですので世界レベルでトップ選手といっていいのですが、しかし、それではメダルどころかオリンピック日本代表の座も危ういわけです。だから監督に怒鳴られる。実に厳しい世界です。
翻ってサーフィンはどうでしょう。今や多くの日本人プロサーファーが「世界」という言葉を使いますが、世界ランキングで100位に入る選手は片手も満たさないほどです。ましてや女子にいたっては論外というのが実情。お互いに褒め合って、まるで世界ごっこをしているかのようです。
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