世界レベルのサーフィンとは
ハワイのサンセットビーチで開催されているHICプロ。波はご覧のような、まさに「ザ・サンセット」といったコンディション。ラウンド3には日本人選手4名(渡辺寛、佐藤魁、加藤嵐、仲村拓久未)が出場しましたが、全員敗退してしまいました。
仲村拓久未はこの1〜2年で急成長して今や日本を代表する選手に育ってきたわけですが、その期待に全く応えることのできない結果(ラウンド3からのシードで初戦敗退)で大会を終えました。
日本のトップ選手は世界でもそこそこ戦えるようになってはきているものの、ハワイのノースではまだ手も足も出ない状況です。日本プロサーフィン界は大原洋人のUSオープン優勝という快挙で大いに盛り上がっていますが、あれは小波での優勝でした。日本人が本当の意味で世界の舞台で戦えることを世界にアピールするには、ハワイのノースで勝てなければダメなのです。
ちなみに日本のJPSAにも参戦しているハワイ在住の喜納海人はこのラウンド3を勝ち上がっています。日本の小波では優勝できませんが、さすがにハワイの波が舞台であれば日本人選手よりも上手であることを証明してみせました。
日本の波では披露できない、豪快なライディングをする喜納海人。ファイナルまで駒を進め、総合3位というすばらしい結果を残しました。
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