サーフィンがオリンピック

テイクオフ成功の法則



サーフィンがオリンピック競技になったのは

サーフィンが東京オリンピックの追加競技になったことを受け、サーフィン業界は大変に盛り上がっています。先日、テレビを見ていたらスポーツ評論家の玉木正之さんが追加競技決定の裏話をされていて、ちょっと興味深かったです。あくまでも玉木さん自身の推論ということでしたが、かなり信憑性が高いと思いました。

 

 

若者のスポーツ離れは日本だけに留まる問題ではなく、世界的にそうなのだそうです。ポケモンGOのフィーバーぶりでわかるように、世の中の感心はバーチャル(仮想現実)へとどんどん加速しています。そのうちスポーツをすることによる快感すらバーチャルで味わうことができるようになるかもしれません。そうなったら、人々はますますスポーツをしなくなるのは間違いありません。

 

 

IOC(国際オリンピック委員会)はこの憂慮すべき事態を重く受け止め、オリンピック競技の改変を目論んでいるというのです。まずは若者が食いつく競技を新たに取り入れるのが手っ取り早いわけで、そうなるとスケボーやサーフィンといったXゲーム系は実に美味しいのです。冬季オリンピックにスノボーが加わったことによる効果が実績として評価されているからです。

 

 

 

 

 

 

しかしJOC(日本オリンピック委員会)は「日本国民は野球と空手を強く望んでいる」と主張して譲らないわけです。そこで困ったIOCは譲歩案を考え、それをJOCに打診した。それが今回の5競技一括裁定だったと言います。ということは、追加競技の本命はスケボーやサーフィンであって、野球と空手はオマケなわけです。

 

 

東京の次がどこになるかまだ未定ですが、ヨーロッパの国で開催となれば間違いなく野球が正式競技に選ばれることはないでしょう。となると、この5競技の中で最も正式競技になる可能性が高いのは

 

 

スケボー

 

 

だと思います。では、サーフィンはどうでしょう。これは私の考えですが、サーフィンが選ばれるための絶対条件はインドア施設(ウェイブプール)で試合をすることです。ヨーロッパではそういった施設が次々とできてくると予想されるので、可能性は割と高いように予想します。どうやら東京オリンピックのサーフィン開催地は千葉のいずれかのビーチになりそうなので、盛り上がりは残念ながらないでしょう。実際の海で開催されるサーフィンの試合は波のコンディションがよほど良くないかぎり理解してもらえないからです。



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