サーフィンが五輪種目になったら
サーフィンは今や世界中で人気のスポーツになっているはずです。しかしながら、まだオリンピック種目に認定されていません。サーフィンと同じ系列である、スノーボードが既にオリンピック種目となっているにもかかわらずです。
どうしてなのか。こんな話を聞いたことがあります。 サーフィン大会でドーピング検査を導入すると、選手がほとんど集まらないというのです。我が国においてはそんな事態は発生しないはずですが、国外ではどうやらそのようです。
世界サーフィン選手権大会(WCT)では、2014年からドーピング検査が導入されています。
スポーツ競技には、2つのカテゴリーが存在することをご存じだったでしょうか。カテゴリーといってもいろんな分け方があって、これはアングラな分け方になります。1つはドーピング検査有りで、もう一つは検査無しです。
「ミスター・オリンピア」というボディビルの世界大会はボディビルダーの憧れの舞台となっています。ステロイド剤の使用は完全に黙認されていて、これなしでこの舞台に上がろうと考える選手はいないことでしょう。その昔この大会を連覇したアーノルド・シュワルツネッガー氏は、薬の後遺症に苦しんだそうです。どうしてドーピングを黙認するのか、疑問に思われるでしょう。なぜなら、それがショー・ビジネスだからです。
ただ、いずれドーピング検査が導入されていくのが世の流れ。若い世代の選手たちに反ドーピングの意識が根付いていけば、サーフィンのアマチュア大会でも検査が導入されていくでしょう。そうなればサーフィンもオリンピック種目となる日がくるのではないでしょうか。
- サーファーと薬物
- サーフィンには”快感”という言葉が付きものです。 しかし、その快感をもっと高める物、その延長線上にある物に手を出してはいけません。
- 最高のお手本が真近に
- サーフィンというスポーツは非常に特殊な環境にあります。最近サーフィンを始めたという初心者がトッププロと同じ場所で練習している実態がそうです。
- やわらの道
- 「とにかく海に入ること」というのがよくいるサーフィン指導者の言葉です。それだと柔術の先生と同じではありませんか。なにごとも合理性を追及することは大事です。
- サーフィンは安全なスポーツ
- それに比べサーフィンは実に安全なスポーツです。しかし、油断をしていると大怪我をすることだってあります。
- サーフボード洗いますか
- 「サーフボードは水で洗っておかないと劣化の原因になる」と言う人もいます。私が水洗いするのを止めてから数年経ちますが、そのような傾向は今のところまったく見られません。
- サーフィンすると風邪をひかない
- 体温が一度下がると免疫力は三〇%も低下するといいますから事態は深刻です。実は私は若いころ、平熱が35度台という低体温だったのです。
- この世で最も感動的な遊び
- 別荘の敷地にはプライベートビーチまである。しかし、サーフィンできそうな気配は全くありませんでした。私たちにとって、それは「死んでるビーチ」だったのです。
- 自分のサーフィンは見えない
- サーフィンの世界はとてもすばらしく、とても不合理なもの。1日でも早く、少しでも上手くなるしかありません。