なぜ子供サーファーは Grom なのか
WTフランス大会と同時進行でKOTG(King Of The Groms)が開催されました。これは世界から選抜された子供サーファー(16歳以下)のチャンピオンを決める大会です。上はUSA代表のイガラシ・カノア君。セミファイナルを勝ち上がって優勝しそうな勢いです。両親は日本人なので英語も日本語もペラペラ。
ところで、なんで子供サーファーのことを Grom(グロム)と呼ぶのか...
Grommet の略なのですが、辞書を引くと「鳩目(布ひもなどを通す穴を補強する金属製の輪)」と出てきます。???ですね。どうやらサーフィンで使うときだけ本来の意味とは全く違うようです。もしかして、鳩の目はカワイイ...ってこと?
英語教師をしているアメリカ人サーファーに聞いてみたのですが、やはりそうでした。「かわいらしいサーファー」を意味するらしく、これはサーフィンに限ってだけ使われる言葉だそうです。おもしろいですね。
コンテンツ
- 波の波長と波の速度
- 「波が速い」という表現はとても曖昧です。サーファーが好んで使う言葉ですが、その本当の意味を理解している人はあまりいません。
- サーフボードと高級スポーツカー
- サーフボードは高級スポーツカーをはるかに凌ぐ乗り物です。もちろんスピード制限はありませんし、同じポイントであっても毎日違った波がやってきます。
- ウェイブ・ガーデン
- イギリスでオープンするというウェイブ・ガーデン(波のある庭)がそれ。こんなふうに庭園内にマシンブレイクを作ることが可能となっています。
- デカい波の自慢話
- 頭オーバー、頭半、ダブル、トリプル...デカ波の表現はいろいろあります。そしてそんな波に乗ったことを自慢げに話すサーファーがいます。
- サーファーにとっての地球環境
- 温暖化と寒冷化。どちらも避けたいところですが、どちらが致命的かといえば寒冷化であることは間違いありません。
- サーフィンの才能とは何か
- ジョーディの生い立ちはスラム街の貧しい生活からのサクセスストーリー。彼の素晴らしいボディは神がくれたもの。生まれ持った才能と、不屈のハングリー精神がみごとに融合して花開いたのです。
- 何のための人生なのか
- これまで明かされなかったシワの原因、それはなんと紫外線だそうです。答えを最後まで引っ張っておいてこれですからね。呆れてしまいました
- ブラジルのハリー・ポッター
- 「ハリー」といえばご存じハリー・パッターですが、スペルも同じなのか気になります。調べてみたところ、違いました。
- 日本で最初のサーファー?
- 日本第一号のサーファーは誰あろう、加山雄三さんだったそうです。アトリエ de 加山(BSフジ:毎週火曜 23:00〜23:55)という番組で紹介されたものです。