ブラジルのハリー・ポッター
宮崎のお倉が浜で開催されたWQSはハリー・バティスタ(ブラジル)の優勝で幕を閉じました。彼のASP世界ランキングは160位くらいで、田嶋鉄平選手とほとんど同じ順位なのですが...
決勝はハリー vs. 鉄平という同レベル対決となりました。しかし、素人目にもその実力差は歴然でした。ハリーのサーフィンはパワフル。あのパワーは日本人選手がもっていないものであり、それこそが世界で戦う上で最も重要なものです。
ところで「ハリー」といえばご存じハリー・パッターですが、スペルも同じなのか気になります。調べてみたところ、違いました。
ハリー・バティスタ ⇒ Halley Batista
ハリー・パッター ⇒ Harry Potter
いわゆるLとRの違い。ハリー・パッターの「ハリー」は舌を巻きますが、ハリー・バティスタの「ハリー」は前歯に舌を押しつけます。それと、Yの前にEが入っているかどうかの違いも大きいです。だから、ハリー・バティスタは「ハレイ」と呼ぶ方が正確なんですよね。日本語ってかなり適当です。なんせ母音がたったの5つしかないのですから。
ついでなんで似たものにオートバイの「ハーレー」とサーフィン用品の「ハーレー」の違いを確認しておきましょう。
ハーレー・ダビットソン ⇒ Harley Davidson
ハーレー・ジャパン ⇒ Hurley JAPAN
この場合はAとUの違いでした。つまり、Hの母音が違っているのです。ハーレー・ダビットソンの「ハ」は明るい音ですが、ハーレー・ジャパンの「ハ」は曇った音になります。
- 波の波長と波の速度
- 「波が速い」という表現はとても曖昧です。サーファーが好んで使う言葉ですが、その本当の意味を理解している人はあまりいません。
- サーフボードと高級スポーツカー
- サーフボードは高級スポーツカーをはるかに凌ぐ乗り物です。もちろんスピード制限はありませんし、同じポイントであっても毎日違った波がやってきます。
- ウェイブ・ガーデン
- イギリスでオープンするというウェイブ・ガーデン(波のある庭)がそれ。こんなふうに庭園内にマシンブレイクを作ることが可能となっています。
- デカい波の自慢話
- 頭オーバー、頭半、ダブル、トリプル...デカ波の表現はいろいろあります。そしてそんな波に乗ったことを自慢げに話すサーファーがいます。
- サーファーにとっての地球環境
- 温暖化と寒冷化。どちらも避けたいところですが、どちらが致命的かといえば寒冷化であることは間違いありません。
- サーフィンの才能とは何か
- ジョーディの生い立ちはスラム街の貧しい生活からのサクセスストーリー。彼の素晴らしいボディは神がくれたもの。生まれ持った才能と、不屈のハングリー精神がみごとに融合して花開いたのです。
- 何のための人生なのか
- これまで明かされなかったシワの原因、それはなんと紫外線だそうです。答えを最後まで引っ張っておいてこれですからね。呆れてしまいました
- なぜ子供サーファーは Grom なのか
- Grommet の略なのですが、辞書を引くと「鳩目(布ひもなどを通す穴を補強する金属製の輪)」と出てきます。???ですね。
- 日本で最初のサーファー?
- 日本第一号のサーファーは誰あろう、加山雄三さんだったそうです。アトリエ de 加山(BSフジ:毎週火曜 23:00〜23:55)という番組で紹介されたものです。