サーフィン プライオリティ

テイクオフ成功の法則



プライオリティのルール考察

 

WCT開幕戦のラウンド3で1本もセットに乗れなかったフレディ・パターチャ(ハワイ)。な、なんと...イライラが頂点に達したのか、パンピングで岸まで乗ってきたかと思ったらその勢いでボードを岩に打ちつけてしまいました。以前プロサーファーのマナーという記事を書きましたが、このフレディの狂った行動をツノダ氏はどう評論するのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

今シーズンの開幕戦は多くのシード選手がラウンド3までに姿を消すといった波乱の大会で、王者ケリーもその例外ではなかったのです。そもそもこういう事態が起こってしまう背景ですが、それはプライオリティにあると私は思います。

 

 

セットの波がどんどん入ってくるコンディションであれば何の問題もありません。しかし開幕戦ラウンド3のときのように1ヒートにセットが数本しか入らないときにプライオリティのルールが適用されていると、試合の勝敗はほとんど運まかせになってしまうのです。自分にプライオリティがあるときにショボイ波しか入ってこなかったらアウトなのですから。フレディはその状況にフラストレーションをつのらせ、ついには爆発してしまったのでしょう。



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