サーフトリップ

テイクオフ成功の法則



バンザイ・パイプライン

 

ハワイのノースショアではVANSトリプルクラウンの第3戦(ASP世界ツアーの最終戦)、パイプライン・マスターズが8日から幕を開けます。波予報では初日からビッグウェーブ到来となっていて大いに盛り上がりそうです。世界で最も有名なこのサーフポイントは、正確には「バンザイ・パイプライン」といいます。上の写真は記念品にもなっているものなのですが...

 

 

 

このサーファーの名はグレッグ・ノール。往年のビッグウェイバーでして、絶対に乗れないと思われていたパイプの波に初めて乗ったサーファーなのです(写真はサンセットビーチにて)。しかし、それは悪戦苦闘の連続。いつも両手を上げてワイプアウトしていたことから、いつしか「バンザイ・パイプライン」と呼ばれるようになったそうです。

 

 

 

 

パイプラインは世界で最も難しい波であり、かつ危険です。それは海底がこのようになっていて、この穴にハマって溺死することもあるからです。何メートルもの波のボトムの水深は1メートルほどしかないといいますので、想像しただけでも身の毛がよだちます。ハワイの言葉は今や英語が主流ですが、もちろんハワイ語も健在です。そして、ピジン語(ピジョン語)というものもあって、これは英語やハワイ語や日本語などのチャンポンです。なので、そういったハワイ独特の事情から「バンザイ」という日本語が頭に付いたのでしょう。

 

 

 

 

これは冒頭の写真を自然な形にしてみたものです。すなわち、記念品用のものは波をより大きく見せるためのトリックなんですよね。

 



コンテンツ
ジェフリーズベイ(南ア)
理想的な大きなウネリと理想的な海岸線。サーフポイントは南と北に分かれており、この写真にあるメインビーチは初心者でもじゅうぶん楽しめるという能書きがついています。
チカマ(南米ペルー沖)
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
チョープー(タヒチ)
世界で最も危険なサーフポイントといわれるチョープー。命知らずの猛者(もさ)たちが死闘を繰り広げる究極の舞台。ゴーギャン礼拝を兼ねて、行ってみたいです。
ポロロッカ(アマゾン)
田中樹プロがライディング時間の記録に挑戦。波に乗っている時間への挑戦なのに、それを忘れてトリッキーな技に果敢にチャレンジしていました。
ホノルアベイ(マウイ島)
ホノルアベイにヒットした伝説の波に乗る御大マーク・リチャーズ。どこまでも延々とライディングするのですが、その彼をカメラがこれまた延々と撮り続けるのです。
ニアス島(インドネシア)
カットバックで切り返していけば、どこまでも乗っていける波。ロケーションも最高ですので、バリ島の次はニアス島で決まりですね。
UAE(アラブ首長国連邦)
UAE(アラブ首長国連邦)にウェーブプールができました。場所はドバイの近くにあるアルアインというところ。
バリ島
日本とバリの大きな違いは波の大きさだけではありません。バリが日本よりすばらしいところはサーフポイントがリゾート化されていることです。
韓国チェジュ島
韓国のサーフィンの歴史はまだ浅く、ムラサキスポーツはこれを機会に韓国でのサーフィン用品のシェアを拡大していくことでしょう。
南米チリ(アリーカ)
アリーカは最も北側(赤道寄り)にあって、比較的温暖な地域です。一方で国の中央から南のポイントは南極に近いため、その水温の低さは想像を絶するとか。
ワイキキビーチパーク
ワイキキビーチの最南端、動物園近くにあるクヒオパークには埠頭のように海へ突き出た見晴台がありました。
ダイヤモンドヘッド
ダイヤモンドヘッドの波はノースショアに比べると、とてもメローで優しい波です。もしハワイで本格的にサーフィンを始めるのであれば、ワイキキではなくてダイヤモンドヘッドをお勧めします。

 
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