南米チリ(アリーカ) 〜 サーフィン新興国
WQS(3スター)も開催される南米チリのアリーカというリーフポイント。ご覧のとおりスーパーチューブのすばらしい波。こんなコンパクトなチューブなら私たちでも楽しめそうかなって思ってしまいます。
この波は完璧なAフレームなので左右どちらにも行けますが、チューブをメイクしやすいのはグーフィーのようです。そこで例によって...
バックサイドのテイクオフを観察してみましょう。
SQ1がプローンホバリング、SQ2がプッシュアップホバリング...テイクオフ完了と同時にチューブイン(SQ5)。実に簡単にやってますが、体操競技でいえばC難度に相当します。特にバックサイドは難しい。
SQ1〜SQ5まで、この選手が一貫してやっているアクションがあります。それはテイクオフの基本中の基本なのですが、バックサイドのテイクオフを成功させるためには特に重要なことです。その基本がしっかりできているからこそ、このようなリスキーでハイレベルなテイクオフが可能となるのです。
まるで人の背骨のような形をしたチリは、南米の中でこんなふうに位置しています。これを見れば南太平洋からのうねりを独り占めしていることが明らかです。
アリーカは最も北側(赤道寄り)にあって、比較的温暖な地域です。一方で国の中央から南のポイントは南極に近いため、その水温の低さは想像を絶するとか。波がいいのは冬(4月〜10月)ということで、ローカルサーファーたちは過酷な状況をものともせずにサーフィンしているようです。
コンテンツ
- ジェフリーズベイ(南ア)
- 理想的な大きなウネリと理想的な海岸線。サーフポイントは南と北に分かれており、この写真にあるメインビーチは初心者でもじゅうぶん楽しめるという能書きがついています。
- チカマ(南米ペルー沖)
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- チョープー(タヒチ)
- 世界で最も危険なサーフポイントといわれるチョープー。命知らずの猛者(もさ)たちが死闘を繰り広げる究極の舞台。ゴーギャン礼拝を兼ねて、行ってみたいです。
- ポロロッカ(アマゾン)
- 田中樹プロがライディング時間の記録に挑戦。波に乗っている時間への挑戦なのに、それを忘れてトリッキーな技に果敢にチャレンジしていました。
- ホノルアベイ(マウイ島)
- ホノルアベイにヒットした伝説の波に乗る御大マーク・リチャーズ。どこまでも延々とライディングするのですが、その彼をカメラがこれまた延々と撮り続けるのです。
- ニアス島(インドネシア)
- カットバックで切り返していけば、どこまでも乗っていける波。ロケーションも最高ですので、バリ島の次はニアス島で決まりですね。
- UAE(アラブ首長国連邦)
- UAE(アラブ首長国連邦)にウェーブプールができました。場所はドバイの近くにあるアルアインというところ。
- バリ島
- 日本とバリの大きな違いは波の大きさだけではありません。バリが日本よりすばらしいところはサーフポイントがリゾート化されていることです。
- 韓国チェジュ島
- 韓国のサーフィンの歴史はまだ浅く、ムラサキスポーツはこれを機会に韓国でのサーフィン用品のシェアを拡大していくことでしょう。
- ワイキキビーチパーク
- ワイキキビーチの最南端、動物園近くにあるクヒオパークには埠頭のように海へ突き出た見晴台がありました。
- ダイヤモンドヘッド
- ダイヤモンドヘッドの波はノースショアに比べると、とてもメローで優しい波です。もしハワイで本格的にサーフィンを始めるのであれば、ワイキキではなくてダイヤモンドヘッドをお勧めします。
- バンザイ・パイプライン
- パイプラインは世界で最も難しい波であり、かつ危険です。それは海底がこのようになっていて、この穴にハマって溺死することもあるからです。