デーンとジョーディ
パイプマスターズは怪我で出場しなかったジョーディ・スミス。彼の豪快なサーフィンを生で見るのも今回の目的の一つでした。ムッとした表情で登場し、何の儀式もせずにすぐさま海に入っていき
これぞジョーディのサーフィンと思わせる飛び技も放ってくれたのですが
いかんせんラウンド1は波数が少なすぎて、セットを待った彼はあっけなく負けてしまいました。そのムッとした表情は更に険しくなり、ファンを寄せつける雰囲気ではまったくありません。観衆の中をダッシュで駆け抜けるとそのままシャワーに直行。結局ラウンド2(敗者復活戦)も同じ状況で負けて今年のWCT初戦が終わりました。
一方こちらはサーフファッションリーダーのデーン・レイノルズ。彼はWCT選手として正式にクオリファイしていないのですが、なぜかWCT本戦にエントリーできるんですよね。とにかくサーフィンがかっこいいので客寄せパンダ的なところがあるのなと思います。
ラウンド1ではなんと昨年のワールドチャンピオンであるミック・ファニングを破って堂々の1位通過。これにはギャラリー全員がびっくりです。背景に見える高層ビル群はここから数10キロ北にあるサーファーズパラダイスの街です。
海から上がってきたら無数のファンに囲まれてエラい騒ぎ。おそらく30分くらいはサインと写真のファンサービスをしていまして、こんなに長いの初めて見ました。
これはプロスポーツ選手の鉄則なのか、いっしょに写真に写るときはニッコリと微笑みます。カメラを向けられた瞬間に口角をグッと引き上げるのですが、さすがに最後のほうでは顔の表情筋がひきつるほど。すごいプロ魂であります。
ジョンジョン・フローレンスもラウンド1とラウンド2に負けて今年のWCT初戦が終了。しかしジョーディとは違って、ちゃんとファンサービスしてました。ジョンジョンはファンにも取材陣にも優しいと聞いてましたがホントのようですね。
- サリーとカリッサ
- サリー・フィッツギボンズ。ラウンド1のヒートにいざ出陣の図。白い歯を見せて笑顔じゃないですか。いや〜、なんとも爽やか。
- レイキー・ピーターソン
- カリフォルニアの新星、レイキー・ピーターソンです。なんかほんとにすごいサーフィンしてます。ラウンド1から見てて他の選手より頭一つ抜きんでてるかんじ
- サーファーズパラダイス
- 数人の現地サーファーに聞いてみたところ返ってくる答えは「サーファーズパラダイスはパラダイスじゃない」と一様です。
- スナッパーロックス
- ここは間違いなくサーファー天国なのですが、ではここに来た人みんながサーフィンを堪能できるでしょうか。その答えは残念ながらノーです。
- タジ・バロー
- タジ・バローの上半身は異常といえるほど発達していて、このブ厚い筋肉でもってボードを振り回すのです。
- ガブリエル・メディーナ
- 今回は1回も飛ばずにリッピングだけで勝ってしまうというというのはまさしく異例です。
- つのだゆき
- 現在のプロサーフィンを歯に絹着せず、日本人プロサーファーなどはケチョンケチョンに書いてしまうサーフィンジャーナリスト。