タジ・バロー

テイクオフ成功の法則



タジ・バロー

 

昨日は日曜日だったこともありビーチが満員御礼となるほどの人出だったにもかかわらず大会本部はレイデイ(順延)にしました。そんな勇気ある決断ができるのもWCTは本物の波で選手たちにサーフィンさせるという使命を負っているからでしょう。そして写真は今日、待ちに待ったラウンド3ヒート1に登場したタジ・バローなのですが...

 

 

 

 

 

 

ケリー・スレーターやミック・ファニングがいまひとつ精彩を欠くサーフィンをしている中、一人だけ際立っているのがこの人。今回がたまたまそうなのかどうかわかりませんが、波にパワーがないので自らのパワーでボードをブンブンと回しているように見えます。いわゆるブン回しサーフィンでして、一般サーファーがこれをやると実にみっとないというか情けないサーフィンになってしまうものですが、タジのそれは次元が違うから見ていて爽快なのです。

 

 

波のトップでボードを回すならフロントサイドよりもバックサイドの方がやりやすくてスピードがでるのが普通です。しかし、タジの場合はフロントサイドのリッピング(レギュラースタンス)なのにバックサイド以上のスピードで回すからブッたまげてしまいます。

 

 

 

タジ・バローの上半身は異常といえるほど発達していて、このブ厚い筋肉でもってボードを振り回すのです。



コンテンツ
サリーとカリッサ
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デーンとジョーディ
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つのだゆき
現在のプロサーフィンを歯に絹着せず、日本人プロサーファーなどはケチョンケチョンに書いてしまうサーフィンジャーナリスト。

 
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