必殺仕事人になれ
オーストラリアのニューカッスルで行われたWQS6スター大会。前回のマンリー大会につづいてWCTサーファーのエイドリアーノ・デスーザ(ブラジル)がまた優勝しそうな勢いだったのですが、セミファイナルで敗退しました。しかし...
これはクオーターファイナル(準々決勝)の結果ですが、これすごいでしょ。何がって、デスーザのこのみごとな仕事ぶりです。これぞまさしく必殺仕事人。彼が乗ったのは必要最小限の2ウェイブのみです(近年のサーフィン大会はベスト2ウェイブ方式でして、20〜30分のヒートの中で乗った波の中で最も点数の高い2つの演技の積算点を競います)。
デスーザは最初の演技で10点満点を出し、バックアップ(最高得点の次に高いもの)として7.50を出しました。これに対してリンカーン・テイラーはなんと11もの波をつかまえて演技しましたが、どれもこれも5点以下。つまり、デスーザは最初の1ライドだけで勝っていたのです。私たちのレベルに落としてみれば、上級者と初心者の戦い。上級者は波を読む能力が高く、待ちに待った波が来たらそれを確実にキャッチしていくのです。
コンテンツ
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