サーフィンのセット波

テイクオフ成功の法則

サーフィン大会ではセット波を待ちすぎてはいけない

 

先週やっていたWCT(プロサーフィン世界ツアー)の第8戦、アメリカ西海岸ローワー・トラッセルズ大会。ジョーディー・スミス(上画像)とジョンジョン・フローレンスが圧倒的な強さを見せていて、誰もが優勝は二人のうちのどちらかだと思っていました。

 

 

しかし結果は...今大会まったくのダークホースだったフィリッペ・トリード(ブラジル)が優勝。いったいどうしたことでしょう。

 

 

 

 

 

つまり、ジョーディとジョンジョンはどちらともセットのいい波を待ちすぎたのです。今年のトラッセルズは例年になく波数が少なくて、1ヒートに入ってくる大きなセットは数本しかありませんでした。そのセットさえキャッチすれば間違いなく10点満点に近いエクセレントスコアを叩きだしていた二人。でも、キャッチできると信じすぎて負けてしまったんです。

 

 

一方のフィリッペはどうだったかといえば、乗れる波はとりあえず乗っとこという作戦でした。波数が少ないそういったコンディションでは常套手段なのですが。あまりに調子がよすぎて、ジョーディとジョンジョンはそれができなかったのでしょう。

 

 

 

 

 

翻って、私たち一般サーファーも思い当たる節があります。たま〜に入るセットの波を沖で待ちすぎて結局はぜんぜん乗れないこと。そんなときふとインサイドの方を見ると、けっこう波に乗ってる人がいるではありませんか。

 

 

しばらく乗れる波が来ないと感じたら、すぐにパドルバックをしましょう。サーフィンは横への移動が大事ですが、前後の移動もとっても大事です。

 

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