カービング

テイクオフ成功の法則



波のフェイスを削りとる

 

 

 

この動画で特別に取り上げたいのがジョーディ・スミスのこの演技。↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

カービングという技がありますが、これこそがそれに違いありません。「カービング」とは「削る」という意味。波のフェイスを削りとるようなエグいターンのことです。ターンのピークでは体の全てを波に預けています。この瞬間、ジョーディの体は波と一体化しているように見えます。「進行方向を見る」といった本来のセオリーなどこの際全く意味を持ちません。

 

 

禅の説く「無我の境地」。サーフィンの神様ジェリー・ロペスがそうだったように、行きつくところはやっぱりそこなんでしょうね。サーフィン道、ここに極まれり!



コンテンツ
失速しないサーフィン
ジョンジョンは波のトップでもしっかりとレールを波のフェイスに入れています。ボトムターンでフロントサイドのレールを入れ、トップでバックサイドのレールに切り替えているのです。
レイバックのカービング、スナップターン
失敗の多くの原因は上体を後ろに倒してしまうことにあります。つまり、レイバックしてしまっているのです。ターンするには体を倒さないといけないという固定観念があるからです。
究極サーフィンは人馬一体
「人馬一体」という言葉がありますが、究極的にはサーフィンもそれが到達地点であることは間違いないはずです。
カットバックとカービングは違う
カットバックとカービングはアマチュアや国内のプロの試合を見ていると判別が曖昧であり、その区別が明確ではありません。
レールサーフィンとパワーサーフィン
村上舜プロと小川直久プロの戦いは新しいサーフィンと古いサーフィンを確認する意味でとても貴重なものでした。
世界一美しいカービング
ジョンジョンの技は基本を踏み外していないので、確実にキメることができるのだと思います。
カービングと手足の長さ
魅せるサーファーは手足が長い。これは生まれ持ったものですので、残念ながらどうしようもありません。

 
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