波に乗る回数を増やす方法
はら様こんにちは。さっそくサーフィン初心者脱出プログラムを読ませていただきました。目からウロコがボロボロでした。当方、ショートボーダーです。恥ずかしながらサーフィン歴ざっと20年。でもぜんぜん上達しませんでした。今までで最長のライディングは10秒くらい。そんな長いのは1回きりで、たいがい1ターンか2ターンで波が終わっちゃいます。
問題は波を読む眼がないことだと思います。上級者は次から次とウネリを捉えて長く乗っていくのに、自分は乗れそうだと思って鬼パドルしても置いてかれることが多いです。そのすぐ隣で上級者がテイクオフ。確かにこっちは分厚くて隣は掘れてる。
ウネリを捉えるポイントは、ピークがベストとは限りませんよね。ピークは巻き波で、ピークから離れたところでほどよく掘れることもあります。上級者はウネリがせり上がる前からその崩れ方が読めていてベストなポイントに移動する。これは一種の予知能力ではないかと思ってます。
この予知能力を養うにはやはり経験しかないのでしょうか?20年もやってれば経験は十分だと思うんですけど。
湘南 Kさん 28歳
ビギナーと中上級者とは波に乗る回数が極端に違うものです。波に乗るためにはまず波をキャッチしなければならず、それが最も難しいからです。サーフィンという遊びはいきなりこの最も難しいテクニックをマスターしなければいけないので多くの人が挫折したり、または万年ビギナーになってしまうわけです。
ところでこの質問にある「予知能力」ですが、私たちが気にしても仕方ありません。大人になった私たちがいくら頑張っても身につけられるものではないからです。そういうものが本当にあるのかどうか、わかりもしません。だから自分の目だけが頼りです。確認した波に向かって動き出す。「動く」か「動かない」か、この差です。この差で波に乗る回数が大きく変わってきます。
「ウネリを捉えるポイントは、ピークがベストとは限りませんよね。」...たしかにそうです。しかし、ピークを常に狙っていくのです。そしてピークがブレイクしてしまったら、その肩から乗っていく。最初から波のピークを狙うのと、波の肩(切れ目)を狙うのとではぜんぜん違います。
ほんの1メートル、波のピークから外れただけでサーフボードが走らない。つまりテイクオフできない。そういうことは本当によくあります。「本当によくある」のですが、そもそもピークを狙っていない人はそのことにすら気づいていません。「自分は乗れそうだと思って鬼パドルしても置いてかれることが多いです。そのすぐ隣で上級者がテイクオフ。確かにこっちは分厚くて隣は掘れてる。」...ピークからの距離がたった1メートルの違いでこういうことになってしまいます。
たった数メートルのパドリングをするだけで乗れていた波。それをサーフィン初心者や万年ビギナーは見逃しています。パドリングを面倒くさがらない。何よりも大事です。もう一度サーフィンEブック第一章を読み返してください。パドリングが辛くなくなります。
- 波にサーフボードがひっかかる
- まず理論的に考えられるのはサーフボードのコンケーブが強すぎること。日本の波には強すぎるコンケーブは不向きだと一般的に言われます。
- ショートボードに乗りたい
- ボードを変えて現在の状況を打破したいと考えています。アップスをできるようになるのが目標です。
- 即決でオーダーしました
- たしかにこれを毎日やっていればサーフィンに必要なバランス感覚が養われるのは間違いないと感じました。
- テイクオフのときの視野
- 視野が狭いことを自覚されているだけでも優秀です。そのことに気がついていないのが普通だから。はっきり言って「サーフィン初心者は盲目」なのです。
- 真冬にサーフィンする意味
- 寒くなってきて以来、テイクオフ動作の際、前足が前に出づらくなってきました。肩幅未満の立ち姿勢になってしまうことが多いです。
- ロングボードの奥深い世界
- Nさんは”本当の意味でのロングボードの難しさ”を、まだわかっておられないはずです。
- サーフィンをやめた方がいい
- サーフィンに限らず何のスポーツでもそれに適した才能は必用ですが、だからといって「やめた方がいい」なんてことはないでしょう。プロになりたいわけではないのですから。
- 宮崎ではお世話になりました
- 今後は、はら様から教えていただいた陸トレを繰り返し、成果を実感していきたいと思います。是非、また機会がありましたらよろしくお願いします!
- ウネリからテイクオフできません
- 今の課題はウネリからのテイクオフです。YOUTUBEなどではウネリからテイクオフしている動画がありますが、私のホームポイントと同じ波とは思えません。