サーフィンテイクオフ

テイクオフ成功の法則



トッププロも使うテイクオフの小技

 

WCT第3戦、ベルズビーチ大会では本当にひさしぶりにジョン・ジョンのエアーが炸裂しました。この画像は10ポイントを叩き出した演技。右下に見えるのはパドルアウトするガブリエル・メディーナ。このところこのブラジリアンにやられっぱなしだっただけに今回の完勝でウップンが晴れました。

 

でも今回はエアーの話ではなく、テイクオフの話でして...

 

 

 

 

 

 

 

 

この10ポイントライドのテイクオフもそうでした。「そうでした」って何のことかと言いますと、それは手です。ジョン・ジョンの手を見てください。どうなってますか? 右手の位置が左手に比べてかなり後ろですよね。これはどういうことかわかりますか。

 

 

実は王者ケリー・スレーターもそうなのですが、特に掘れた波のときは両手の位置関係がこうなっていまして、テイクオフと同時に横に走る小技的なテクニックなのです。レギュラーブレイクに乗る場合は右手、グーフィーブレイクに乗る場合は左手を手前に引くことでプッシュアップのアクションで上半身が進行方向にねじられます。

 

 

しかし、サーフィン初心者や初級者がこれをやるのはお勧めしません。テイクオフのアクションにはたくさんの注意事項がありますので、それにこれを加えてしまうと一番大事なことに集中できなくなってしまいます。

 

 

一番大事なこと。そして、どのサーフィン教材にも書いてないこと。それはサーフィンEブックに書いてます。



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