波に追いつくためのテイクオフテクニック
千葉の鴨川(マルキ)で女子のプロ世界大会(QS3000)が開催されました。これはペルーの選手のテイクオフアプローチですが、波においていかれそうになっています。
しかし、なんとかスープの前に出てこれました。態勢は崩しましたが、このあと波のフェイスを走っていきました。
最初の画像を、よく見てください。どうして彼女が波の前に出てこれたのかがわかります。胸をボードにべったりつけて、あごでボードのノーズを押しているようにも見えます。これは主にロングボードのテクニックなのですが、ショートボードでも有効ですのでみなさんも是非やってみてください。
サーフィンはパドリングで背中をどれだけ大きく反らせることができるかが決め手となるのですが、それはテイクオフの成否に最も現れます。波が掘れ上がってきたときは大きく反らすことで重心をテール側にもっていき、波においていかれそうなときは逆に胸をつけて重心をノーズ側にもっていく。そうすることで、どんな状況でもボードの角度をテイクオフ・スレッシホールドを生み出す状態にすることができます。
コンテンツ
- お尻から落ちる
- ビギナーを卒業したサーファーは絶対に尻から落ちることはないらしいのですが、たしかにそうですよね。お尻から落ちる原因についてもついでに解説しておきます。
- トッププロも使うテイクオフの小技
- 特に掘れた波のときは両手の位置関係がこうなっていまして、テイクオフと同時に横に走る小技的なテクニックなのです。
- 確実なテイクオフのために
- サーフィン初心者はボードに飛び乗ってしまいますが、それというのは前足を置く前に両手をボードを離してしまっている状態です。
- ビギナーがデカ波にテイクオフするために
- 、初心者やビギナーが頭以上のデカ波にチャレンジするときのポイントを教えましょう。これさえ知っておけば、海に入ってパニックになることはありません。
- レギュラー方向か、グーフィー方向か
- 彼はグーフィー(向かって右方向)に行きました。なぜでしょう。それはグーフィーの方が距離を長く乗れるから。こういうふうに、普通とは逆方向にテイクオフすることを...
- 体が柔らかい人のテイクオフ優越
- このレッスン動画で解説したように、体が柔らかくてパドリングの上体角度が大きい人はパドリングだけでなく、テイクオフも有利です。
- 走る方向を決めるタイミング
- レギュラ−方向に走るかグ−フィ−方向に走るかの判断は、いつどのようにされていますでしょうか。
- 少ないパドリングでテイクオフ?
- 上手い人を見てると、少ないパドリングで、なんともあっさりと取っていきますが、私は、やはりパドルによるスピードが足りないのでしょうか。