オンショアの波
オンショアの波は掘れておらずブレイクもソフトなので初心者には向いている...といえば向いているのですが、どうしてもスープライドで終わってしまいがちです。

夏場はお昼近くからこうなります。ロングボードでもオンショアの波は楽しくありません。板が走らないからです。ロングボードはテイクオフが速いとか、沖から乗れるとか、一般的にはそういいます。しかし、オンショアの波ではその特徴がほどんど発揮できません。
サーフィンはテイクオフしないことには始まりません。ここまでは誰でも思うことですが、ではなぜオンショアだと板が走りにくくなってしまうのでしょう。そこまで考えていくと、オンショアのときの波の選び方が違ってきます。
セットの波が手前にある風波で打ち消されてしまう。大きな理由としてはこれです。波は干渉して大きくなったり小さくなったりすることはご存じでしょう。さっきはここでブレイクしたのに今度はブレイクしなかったというのがオンショアで荒れた海ではよくありますが、これは波の干渉が引き起こします。
いったんは板が滑りだして、いざテイクオフと思った瞬間に波が消滅。ほんとにがっかりします。セットがきたら、セットの波の前(岸側)にある海面の状況もチェックが必要です。セットの前方に小さい風波があれば、それらと干渉してしまうかもしれません。干渉する波は変幻自在に変化するので予測が非常に難しいものです。
コンテンツ
- テイクオフの基礎(その1)
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- テイクオフの基礎(その2)
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- テイクオフの基礎(その3)
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- ホバリング(準テイクオフ)
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- テイクオフのスキルアップ
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- 掘れた波でのテイクオフ
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- ダンパー波でのテイクオフ
- ダンパー波でも”波の切れ目”はあります。”切れ目”とは壁になった波の端の部分のことで、そこだけは綺麗なブレイクになりやすいのです。
- ノーパドルのテイクオフ
- なぜノーパドル・テイクオフは可能なのか。それにはパドリングの代わりとなる2つの要素が関係しています。それはボードの長さ(重さ)と体重移動です。
- レイトテイクオフ
- ジョーディのレイトテイクオフ。こんなデカい波でやっちゃうんですから。私たちが見習うべきは、ボードが安定するまでひたすら耐えること。
- ドロッピングのテイクオフ
- スケボーのドロッピング練習はサーフィンで役に立つかと聞かれれば、直接には関係ないと思います。ただ、度胸をつけるという意味では役に立つでしょうね。
- スープ波のテイクオフ
- 私たちがスープから立っても、技をかけるどころか波のフェイスに抜けることはできません。つまり、スープライディングのまま終わってしまうでしょう。それはどうしてか。