上手いやつがいつも正しい?
リッピングしているのはブロンテ・マコーレー(オーストラリア)、そして波のボトムでTバックのお尻を見せているのは同じヒートを戦っているドミニク・バローナ(エクアドル)です。みなさんもこんな危ない目にあった経験ありませんか。私もあります。あれは私が50歳を目前にしてサーフィンを一からやり直して間もないころでした。まさにこんなふうに一人のサーファーが私めがけて飛んできました。
私はドルフィンスルーで水中に潜ろうと思いましたが、なんせ相手のスピードが速い。もし失敗したらノーズで串刺しにされるという恐怖が頭をよぎりました。で、とっさにローリングスルーに切り替えて難を逃れました。しかし、しかしです。その相手のサーファーが私にモンクを言ってきたのです。「あんたが板を裏返したのでフィンがオレの腕に当たった」と。さらには「ドルフィンができないヤツは海に入っちゃいかんよ」とまで言われました。
上手くドルフィンで逃げたと思ったドミニクですが、結局のところご覧のように板を捨てて水中に潜りました。やっぱり串刺しが頭をよぎったのでしょう。サーフィンには暗黙のルールというものがたくさんあります。それらは時間をかけて学ぶしかないのですが、そのほとんどはサーフィンが上手い人に有利なルールです。要するに、サーフィンが下手な人は上手い人の迷惑にならないように常に気をつけないといけないのです。
そして何か問題が発生したときには、いつも下手な人が謝らないといけません。理屈では自分にも正当性があると思ってでもです。それはしかたのないことです。とにかく、そういう世界なのですから。その悔しさを是非、いつかアイツより上手くなってやるという闘志に変えてください。
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