ガブリエル・メディーナ
2015年のWCT開幕戦(スナッパーロックス)のラウンド3で優先権妨害をしてしまったガブリエル・メディーナ(ブラジル)。この映像を見るかぎり、優先権を持っているグレン・ホールのテイクオフを妨害したようには思えません。しかし、奥からすごい速さで乗ってこられたらビビってしまってテイクオフに失敗するよね〜とも思います。
結局のところガブリエルはインターフェアをとられたわけですが、そうでなくても試合には負けていました。なのに、なのにです。負けたのは(いわれもない)インターフェアをとたれたからだと言わんばかりに審判批判をしたのであります。
FUCK YOU!!
インタビューで絶対に口にしてはいけない言葉。それを言ってしまったガブリエル。ボビー・マルチネスはこれで完全に選手生命を絶たれてしまったのです。ほんの数年前のことなのでガブリエルがそれを知らないはずはありません。「彗星のごとく現れた天才サーファー」と騒がれ、その勢いですんなりと世界チャンピオンになってしまったガブリエル。ヤツは、いわゆる天狗になってしまったのでしょうか。
この問題発言インタビューを私はライブで見ていました。その瞬間、「ワオ!」と言ってインタビュアーの顔がひきつったのです。彼の脳裏にも暴言を吐いて永久追放されたボビーの件が蘇ったことでしょう。
概ねランキングの高いプロサーファーほどたくさんの練習をするので一般サーファーの前乗りをするものですが、ガブリエルのは度を超えています。弱冠20歳の若造がいきなり世界チャンピオンになってしまうと「俺は世界チャンピオンだぞ」となるのは無理もない話かもしれません。しかし、ガブリエルの場合はそういった次元を超えているようにも思えます。
実際にガブリエルを目の前にすると、他の選手たちにはない殺気みたいなものを感じます。彼にとってサーフィンは楽しむものではけっしてない。それは間違いなく「食っていくための仕事」。天狗どころか、ヤツこそ「ザ・プロフェッショナル」なのかもしれません。
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- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
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- ミック・ファニングやジョエル・パーキンソンといったスーパースターが引退したあとは彼がその地位を引き継ぐ予感バリバリです。
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- マット・ウィルキンソン(オーストラリア)は長いQS 時代(WCTへの予選的シリーズ)を経て、もがき苦しみながら2010年に夢のWCTに這い上がったもののずっと鳴かず飛ばずだった選手です。
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