海外プロサーファー

テイクオフ成功の法則



マット・ウィルキンソン

 

2016年のWCT開幕戦は番狂わせの連続で、そして大番狂わせで幕を閉じました。マット・ウィルキンソン(オーストラリア)は長いQS 時代(WCTへの予選的シリーズ)を経て、もがき苦しみながら2010年に夢のWCTに這い上がったもののずっと鳴かず飛ばずだった選手です。その彼が優勝してしまうとは誰も予想しなかったことです。

 

日本人の血を持つカノア・イガラシも序盤順調な滑り出しだっただけに優勝争いが期待されましたが、そんなに甘くはありませんでした。もし、カノアが優勝していたらマットの優勝どころではない騒ぎになっていたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一人、今大会で番狂わせを演出した選手がいます。それがスチュワート・ケネディ(オーストラリア)でして、彼は招待選手枠で出場していました。それがどうでしょう、なんと準決勝まで駒を進めたではありませんか。あの勢いであれば、波さえよければ、もしかしたら彼が優勝していたかもしれないほどでした。

 

彼の愛称は「スチュー」。ずっとTomoことダニエル・トムソンがプロデュースするボードに乗っていて、ダニエルを天才シェイパーとして世に知らしめる役割を果たした一人でもあります。そして今回、花のWCTの舞台で全世界にダニエルのボードの凄さを発信することに成功しました。

 

ダニエルがまだ全くの無名のころ、宮崎の各サーフポイントをいっしょにサーフトリップしたことがありました。あのころは完全ハンドメイドの革新的なボードを持ち歩いていて、周囲には「ただ目立ちたいだけだろ」と思われていました。

 

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コンテンツ
ジェリー・ロペス
ジェリー・ロペスの自伝。サーフィンのことだけに留まらず、彼の精神世界が見える...そうです。ページ数てんこ盛り(汗!)。
マーク・リチャーズ
特筆すべきはその下半身。両ひざが極端に内側に向けられているでしょう。これこそマークの美学なのです。
エディー・アイカウ
1946年ハワイ生まれ。1960年代にはウォーターマン(ライフガード)として活躍し、ノースショアでは多数の人命を救う。
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WCT(現WT)を引退してもなおプロサーファー人気ランキングでは常にトップにいるロブ・マチャド。なぜ彼が人を魅了するのかといえばそれは...
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シェーン・ドリアンはASPの大会から去って久しいので知っている人はあまりいないと思いますが、今では知る人ぞ知る大波ハンターとしてその名をサーフィンの歴史に刻んでいます。
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デーンのサーフィンは「玄人好み」という言葉がぴったりです。またその甘いマスクは映画俳優ブラッド・ピットのよう。
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このすごい人だかりはUSオープンでの勝利者インタビューなのですが、集まっているのはぜ〜んぶ若いギャルです。海の中ではヒートをやっているのに全くおかまいなし。
ジョーディ・スミス
ジョーディは私の最も好きなサーファーでして、190センチ近い体格から生みだされるパワフルな演技は本当に見ごたえがあります。
ジェイク・マーシャル
スーパースターになる人って、決まってかっこいい名前なんですよね。過去を振り返ればショーン・トムソンにトム・カレン、そして今はケリー・スレーター。
トム・カレン
トム・カレンってまだ50歳だったんですね。私が青年時代には既にスーパースターだったので、てっきり年上だと思っていました。
ジョンジョン・フローレンス
レイバックはジョンジョンお得意の大技です。ワイプアウトと思わせておいて、数秒後にスープの中から姿を現してビックリ仰天させてくれます。
ネルソン・アヒナ3世
8人兄弟の末っ子で現在20歳。均整のとれた長身、そしてこの甘いマスク。地元ハワイではあのデューク・カハナモク(サーフィンを世界に紹介した偉人)の再来と言われているのだとか。
ガブリエル・メディーナ
実際にガブリエルを目の前にすると、他の選手たちにはない殺気みたいなものを感じます。彼にとってサーフィンは楽しむものではけっしてない。
イタロー・フェレイラ
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
グレン・ホール
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ジャック・ロビンソン
ミック・ファニングやジョエル・パーキンソンといったスーパースターが引退したあとは彼がその地位を引き継ぐ予感バリバリです。
タジ・バロー
別次元のヒートとなったのが今大会でWCTから引退するタジ・バロー(オーストラリア)とジョンジョン・フローレンス(ハワイ)の戦いでした。
コナー・オレアリー
オーストラリア国籍ですが、母親は元JPSA女子選手の日本人。カノア・イガラシに続いてWCTに入る日本人の血を持つサーファーは、おそらくは彼でしょう。

 
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