サーファーの豆知識

テイクオフ成功の法則



聖域としてのサーフィン

サーフィン人口の増加とネット社会の拡充がこの問題を提起しているように思えます。サーフィンという遊びは通常の生活空間とは別次元にあって、それゆえ一般の人たちにとっては容易に踏み込めない世界に見えているはずです。サーファーを指して馬鹿とか遊び人とかそんな悪口を言ったところで結局それはヒガミやヤッカミの類(たぐい)になってしまい、サーファーをかえって元気にさせるだけでけっして傷つかせることはできません。

 

 

対比するならば「ゴルフをするやつはバカだ」と言えばこれは大問題でしょう。シャレにならないからであり、つまりそこには100パーセントの批難中傷しかないからです。 以前、タレントの石原良純さんが某雑誌にこんなことを書いていました。ある日のこと父の慎太郎さんとゴルフに行くことになり、そこに居合わせた兄の伸晃さんを誘ったのだそうですがあっけなく断られたのだそうです。「俺はサーフィンしに海に行くよ」と。その言葉を聞いた良純さんと慎太郎さんは、伸晃さんのことがとっても羨ましくてならなかったといいます。そんな思いでプレイしたゴルフもいまいち盛り上がらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金さえ払えば誰にでもできるものと、そうでないもの。そこには大きな次元のギャップがあるのです。聖域...サーフィンの世界はある意味でそうです。いろんなことをひっくるめて。しかしながら、この聖域が年々蝕まれているのを、特にローカルやレジェンドの方々は危惧しています。「俺がサーフィン始めたころはよく上級者に怒鳴られたもんだ」と漏らすサーファー。 その言葉に秘めらたものとは。

 

 

 

 

     サーファーは怒鳴られて育つもの

 

 

 

 

最近、この私も少し賛同するようになりました。以前は反対だったのですが。その意味が具体的にわかってきたのでしょう。あまりに無謀で危険な行為を少なからず目撃してきたから。

 

 

 

 

     怒鳴るサーファーが減ってきた

 

 

 

 

と嘆く声も耳にします。サーフィン人口が急激に増えて「怒鳴ってもきりがない」のかもしれませんが、他人を怒鳴る気概のあるサーファーがいなくなったのも事実のようです。

 



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