サーフィン波情報の罠(わな)
湘南の波情報ブログが好きで毎日かかさず見ています。「湘南は波がない」というのが一般常識になっているようですが、ブログを毎日チェックするようになってからというもの私の湘南に対する印象がガラッとかわりました。波はしっかりあるではないですか。大混雑と聞いていますが、朝一番で行けばけっこう空いているではありませんか。それと、これは余計なことですけど冬は富士山が綺麗に見えるのが羨ましい。
「波がない」という情報には注意してください。 「波がない」という情報は、けっしてすべてのサーファーに向けての情報ではないのです。それはおそらく、中級レベル以上のサーファーを念頭に置いた情報であり表現だと思います。これはよく考えてみると不思議なことです。というのも、サーファー人口の半数以上は初級レベルではないかと推測されるからです。なのにサーフィン情報が初心者を念頭において発信されることはまずありません。それはいわゆる”力関係”によるものです。情報を仕切っているのがハイレベルのサーファー達なので仕方のないことだと思います。
初級レベルのサーファーにとって「波がない」という情報は朗報です。そして間違いなく、サーフィンスクールのインストラクターにとっても朗報です。「波がない」という情報はサーファーを海から遠ざけるのでビーチの混雑が解消されます。 しかし実際にはどこかで波が割れていて、その波はサーフィン初級者にとっては絶好の波なのです。
というわけでここ宮崎は今、「波がない」のです。「波がない」という情報にもかかわらず、サーフィン初級者にとって最高のコンディションとなっています。サーフィンEブックを買ってくださった方々が関東や関西からも毎週末のように宮崎まで来てくださり、大いに宮崎の波を満喫されて帰っていかれます。
- 定年後の娯楽として
- サーフィンを続けているとその仲間の輪はしだいに広り、日本全国、いえアメリカやヨーロッパ、オセアニアやインドネシア、南アフリカにまで広がっていくかもしれません。
- サーフボードのスケッグの数え方
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- 子供は天才
- 無駄のないパドリング、すばらしいテイクオフのタイミング。これらは幼少のころにサーフィンを始めた人たちなら自然に身につけるものです。
- サーフィン用語
- みんな”リーシュコード”って呼んでますね。昔はパワーコードと呼んだものですが。実は”リーシュ”だけでいいはずなのです。
- サーフィンの経費
- 私が若いころには”サーフィンはお金のかからない遊び”とよく言われたものです。なぜなら海に入場料はないから。それは今でも変わっていないのですが。
- サーフィンの波は風しだい
- サーフィンの波は海底の地形うんぬんと言いますが、いくら地形がきまっていたとしても風が悪ければそれも台無しです。
- 魚のボラ
- こんなにたくさんいるのだから、釣って食べる人はいないのか。というのも疑問の一つ。ボラ釣って喜んでる人を見たことありませんからね。
- サーフィンは観るものではない?
- サーフィンと陸上競技、競技人口で見ればサーフィンの方が多いかもしれません。なのに、マスコミはサーフィン大会をテレビ中継しません。
- 聖域としてのサーフィン
- お金さえ払えば誰にでもできるものと、そうでないもの。そこには大きな次元のギャップがあるのです。聖域...サーフィンの世界はある意味でそうです。