サーフィンは観るスポーツではなく、するスポーツ
サーフィンと陸上競技、競技人口で見ればサーフィンの方が多いかもしれません。なのに、マスコミはサーフィン大会をテレビ中継しません。その理由は単純に”わかりやすさ”だと思います。陸上競技において順位を決定するのは時間や距離。この上なく”わかりやすい”のです。ルール抜きに誰でも”その瞬間”を感動できる競技、それが陸上競技です。
一方でサーフィン。これが競技になったとき、どれほど”わかりにくい”ことか。そのわかりにくさを例えるなら、”いつも判定にもちこまれる軽量級のボクシング”のようなもの。順位を決定する審判員でさえ最終的な試合の結果を知りえない。その結果は複数いる審判員の積算によって明らかになるからです。ボクシングにはKO勝ちという極めてわかりやすい決着のつけ方があって、皆それを期待して観戦しているのですが、サーフィンにはそのようなものはないので観客にはストレスが溜まります。このような競技ルールを採用しているかぎり、”競技としてのサーフィン”は一般庶民に興味を持たれないし、マスコミも食いつかないと思われます。
サーフィン競技をわかりやすくするためには...波間に浮かべた風船をサーフボードのノーズで割っていく。複数の風船を全部割るまでの速さを競う、または、一番大きな風船を割った者が勝ち...とか。これではほとんどテレビゲームの世界になってしまいます。
コンテンツ
- 定年後の娯楽として
- サーフィンを続けているとその仲間の輪はしだいに広り、日本全国、いえアメリカやヨーロッパ、オセアニアやインドネシア、南アフリカにまで広がっていくかもしれません。
- サーフボードのスケッグの数え方
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- 子供は天才
- 無駄のないパドリング、すばらしいテイクオフのタイミング。これらは幼少のころにサーフィンを始めた人たちなら自然に身につけるものです。
- サーフィン用語
- みんな”リーシュコード”って呼んでますね。昔はパワーコードと呼んだものですが。実は”リーシュ”だけでいいはずなのです。
- サーフィンの経費
- 私が若いころには”サーフィンはお金のかからない遊び”とよく言われたものです。なぜなら海に入場料はないから。それは今でも変わっていないのですが。
- サーフィン波情報の罠
- 「波がない」という情報には注意してください。 「波がない」という情報は、けっしてすべてのサーファーに向けての情報ではないのです。
- サーフィンの波は風しだい
- サーフィンの波は海底の地形うんぬんと言いますが、いくら地形がきまっていたとしても風が悪ければそれも台無しです。
- 魚のボラ
- こんなにたくさんいるのだから、釣って食べる人はいないのか。というのも疑問の一つ。ボラ釣って喜んでる人を見たことありませんからね。
- 聖域としてのサーフィン
- お金さえ払えば誰にでもできるものと、そうでないもの。そこには大きな次元のギャップがあるのです。聖域...サーフィンの世界はある意味でそうです。