スケッグの数え方
シングル、ツイン、トライ、そしてクアッド...シングルからツインまではいいのですが、そのあとのトライとかクアッドとか、日本人には耳慣れない言葉です。サーフィンやっていない人にはわからないはずです。サーフィンを昔からやってる人でもときどき、「クアッドって何ですか」と聞く人がいるくらいですから。
クアッド(quad)とは、数字の4を意味します。サーファーはオシャレですから単に「4フィン」と言わずに、この「クアッド」という言葉を選んだのですね。「クアッド」という言葉にはオシャレで粋(いき)な雰囲気があるのだと思います。 英語なら it's cool!といったとこでしょう。
あの映画「ターミネーター」でサラ・コナーが「記念写真を5ドルで撮らないか」と少年に聞かれるシーンが最後にありますが、そのときの彼女の返事がサーファーにとっては印象的です。「4ドルに負けなさい」という意味で " quad!" と言っています。
ちなみに化学の世界では、数字の4をテトラ(tetra)と表示します。 サーファーの敵である、あのテトラポットの「テトラ」がそうです。ところで最近話題の「5フィン・システム」ですが、呼び方が普通すぎますね。
コンテンツ
- 定年後の娯楽として
- サーフィンを続けているとその仲間の輪はしだいに広り、日本全国、いえアメリカやヨーロッパ、オセアニアやインドネシア、南アフリカにまで広がっていくかもしれません。
- 子供は天才
- 無駄のないパドリング、すばらしいテイクオフのタイミング。これらは幼少のころにサーフィンを始めた人たちなら自然に身につけるものです。
- サーフィン用語
- みんな”リーシュコード”って呼んでますね。昔はパワーコードと呼んだものですが。実は”リーシュ”だけでいいはずなのです。
- サーフィンの経費
- 私が若いころには”サーフィンはお金のかからない遊び”とよく言われたものです。なぜなら海に入場料はないから。それは今でも変わっていないのですが。
- サーフィン波情報の罠
- 「波がない」という情報には注意してください。 「波がない」という情報は、けっしてすべてのサーファーに向けての情報ではないのです。
- サーフィンの波は風しだい
- サーフィンの波は海底の地形うんぬんと言いますが、いくら地形がきまっていたとしても風が悪ければそれも台無しです。
- 魚のボラ
- こんなにたくさんいるのだから、釣って食べる人はいないのか。というのも疑問の一つ。ボラ釣って喜んでる人を見たことありませんからね。
- サーフィンは観るものではない?
- サーフィンと陸上競技、競技人口で見ればサーフィンの方が多いかもしれません。なのに、マスコミはサーフィン大会をテレビ中継しません。
- 聖域としてのサーフィン
- お金さえ払えば誰にでもできるものと、そうでないもの。そこには大きな次元のギャップがあるのです。聖域...サーフィンの世界はある意味でそうです。