サーファーの豆知識

テイクオフ成功の法則



100万円で大会スポンサーになる

 

華やかなショートボード世界大会の影に隠れて、ロングボードの大会も粛々と行われています。これはジョエル・チューダーが主催した大会の模様。ゴールドコーストから100キロほど北にあるヌーサ・ヘッズというサーフポイントで、ご覧のとおりレギュラーオンリーのマシンブレイクが魅力です。でもサーフィン初級者はカレントに流されてテイクオフすらままならないとか。

 

賞金総額は100万円ということですが、それでも世界有数のトッププロが参加するのですから...

 

 

 

 

 

 

 

サーフィン大会の賞金は総じて低額であり、それはサーフィン大会では興行収入がほとんど見込めないからです。大きな理由としては以下の3つが挙げられます。

 

 

●サーフポイントでは入場料が取れない

 

●サーフィン大会の勝敗はわかりにくい

 

●波のコンディションは自然まかせ

 

 

そもそもサーフィンという遊びをコンペティション(競技)にすること事態に無理があるのです。そのルーツは度胸試しだったとされますので、その意味ではエディアイカウ・メモリアルのようなハワイの伝統ある大会(どれだけ大きな波に乗れるか)は少なくとも有意義なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、サーフィン大会のスポンサーには個人レベルでもなれそうな気がします。100万円を用意すれば世界のトッププロを招待できる...と意気込んでみたところで、そうは問屋は下ろさないでしょう。この世界(サーフィンという特殊な世界)は「リスペクト」という言葉が世界共通で尊重されています。

 

 

つまり、各選手たちは大会を主催する人物や組織をリスペクトして参加しているのだと思います。そこらへんの小金持ちが100万円ぽっちを準備したところで誰も見向きもしないことでしょう。でも、1000万円となれば話は違うでしょうね。



コンテンツ
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