サーフィンはひどい目に会う遊び
ギャレット・マクナマラが乗ったというナザレ(ポルトガル)の巨大波。この写真がそうですが、90フィート(約30メートル)あったことが認定されて自己が持つギネス記録を更新しました。まるで映画のCGの世界です。とても現実にこんな波があって、しかもその波にサーフボードで滑り下りるなんて考えられません。
私たちは自分の身長にも満たない波にですらグルグル巻きにされ、時には溺れそうになってしまいます。若いときはそういった目に会っても普通であり平気なのですが、40も50も歳をとってくると「なんでこんな目に会わなきゃならんの?」と自分のやってることを疑問視する始末です。
こんな遊びというかスポーツは他にはめったにありません。いい年こいた人たちがサッカーやラグビーとか、一般にはとてもハードなスポーツをやってはいますが、やはり歳相応の動きしかしていないし、歳相応に手加減しています。しかし、サーフィンは自然が相手ですので手加減なんてしてくれません。子供だろうと歳寄りだろうとかまわずに、技量のない者は全て叩きのめされるのです。
いつもより大きな波の日、自分にとってのザ・デイ。それは非日常的な世界に足を踏み入れるときです。普通の生活をしていたら、まず味わうことのできない刺激や快感がそこにあります。一般的な趣味で休日を過ごしていたら、まず体験しない仕打ちを受けることになります。そして思うのです。「なんでこんな目に会うの?」って。
冒頭写真の動画はこちら↓
コンテンツ
- サーフィンでアンチエイジング
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- 波に巻かれて窒息死しないために
- グルグル巻かれているときは体の力を抜き、波の動きに身をまかせましょう。無駄に動かず、心拍数をできるだけ少なくするのがポイントです。
- 波の上でキョロキョロする
- サーフィンでは上級者ほど周囲がよく見えているといいますが、それは彼らが実際に周囲をよく見回しているからです。つまり、超能力でもって状況を察知しているわけではないのです。
- 汚い海でサーフィンできない?
- 逆に本気でサーフィンにハマってしまうと、どんなに水が汚くても波さえあれば海に入らないと気がすまなくなるものです。
- 初心者に最適サイズの波
- 波情報で言う「初心者に最適サイズ」とは、具体的に言えば「パドリングやスープに乗る練習ができます」ということなので、けっしてテイクオフの練習のことではありません。
- サーフィン人口は減っているのか
- サーフィン人口に関する正確なデータなど存在しません。それは当然であって、海の入場記録など取れるはずがないからです。
- サーフィンブームの再来は
- サーフィンブームは再来するかといえば、その可能性はあります。過去の事例からしてブームはファッションが先導します。そしてファッションは繰り返します。
- スープライディングでロングライド
- どうしてスープ波なのに乗れてしまうのか。そういうことも理由を考えてみることはとても重要です。
- 100万円で大会スポンサーになる
- サーフィン大会の賞金は総じて低額であり、それはサーフィン大会では興行収入がほとんど見込めないからです。大きな理由としては以下の3つが挙げられます。