ASP世界ツアー(WCT)

テイクオフ成功の法則



WCTの現場 〜 サーフィン審判員

 

世界最高峰のサーフィン大会、WCT(ハーレープロ)のためにビーチに建てられた審査員ブースです。突貫工事にしてはしっかりした建物に見えますが...

 

 

 

 

 

あれれ、中に入れば審査員席はこんなかんじですか。ベニヤ板の建材がいかにも安っぽくて、これではローカル大会と大差ないですね。

 

 

 

 

審査員(ジャッジ)の手元にはデジタル機器があるものの、どうやら自分のつけた点数を入力してデータを送るだけのもののようです。世界最高峰の審査員席なのだから、もっと高機能な機器が並んでいるのだと思っていました。

 

 

サーフィン大会が観戦に堪えない理由の一つに、点数がすぐに出ないからというのがあります。どんな採点競技でも一つの演技の点数が出ないうちに次の演技が行われることはありません。しかし、サーフィン大会では点数が出るのを待たずに選手たちがどんどん次の演技するので観客は何が何だかさっぱり???になるわけです。

 

 

最先端デジタル機器を駆使し、演技終了と同時にパッと点数が出るような時代は来るのでしょうか。

 



コンテンツ
WCTは何がすごいのか
デスーザにはそれがありません。この澱み(よどみ)のない演技こそが世界レベルのサーフィンなのです。
波を取るための壮絶なる戦い
見た目は華やかでも過酷なまでに弱肉強食。普段は「いい人」でも試合では「悪人」にでもなる覚悟がないと勝てないといいます。
テイクオフ優先権
1本乗った選手がもう片方の選手が乗る前にブレイクポイントに戻れななかった場合にはプライオリティ争奪戦となってしまいます。
大会ごとに期待される演技がある
WTの大会には各大会ごとに「期待される演技がある」ということです。最もわかりやすいのは最終戦であるパイプラインマスターズです。
優越感と屈辱のゼッケン
選手には背番号32がついているのですが、サーフィン大会でのゼッケンはジャージの色のはず。では、この背番号には何の意味があるのか...
プライオリティーとインターフェアランス
波のピークは両者の中間だったので、タティアナはライトに、そして自分にはプライオリティーはないけれどレフトに行けると判断しました。
レッドブル、サーフチーム
ご存じのとおり、レッドブルはサーフィンだけでなくあらゆる人気スポーツでスポンサーになっています。
サーフィンのマイヨ・ジョーヌ
そんな伝統あるマイヨ・ジョーヌのアイディアを、世界プロサーフィン連盟(ASP)が今年から採用しています。
むちうち症になったビッグウェーバー
胸肩の波でも背中から落ちると衝撃で首を痛めることがありますが、こんな化け物のような波でやたれたら、普通の人間なら首の骨が折れて即死かもしれません。
WCTサーファーの背番号
ジョエル・パーキンソンがラウンド3に向かうところで、ジャージの背には81とあります。いったいこの番号、何だと思いますか。

 
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