カットバック

テイクオフ成功の法則

技のコンビネーション(CRE)とは

 

ローラ・エネバーのカットバックですが、一つのコンビネーションになっているのがわかるはずです。カットバックしたあと、バックサイドに向けたボードをすぐさま返しています。プロのサーフィンを注意深く見ている人は知っていると思いますが、このコンビネーションはサーフィンの定石(セオリー)です。

 

 

また、オフザリップなどで得点するために欠かせないのもこのコンビネーションです。つまり、リップに当てるためにはリップが出てきそうな場所をキープする必要があるからです。リップが出てきそうな場所、それは波が割れているところ。その場所をずっとキープするのが冒頭のコンビネーション。私はこのコンビネーションをCREと名付けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cutback to the RE-entry    カットバック ツー ザ・リエントリー 

 

 

 

リエントリーというのは「最初からやり直す」という意味で、ブレイクポイント付近の波のトップに戻ることです。さしずめ、そこからテイクオフしたように見えるのでそう呼ばれています。

 

 

カットバックで来た道をもどり、そしてリエントリー。このコンビネーションが、略してCREです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボディーボードの技にARSというのがあるの知ってますか。エアリアル・リバーススピンの略でして、ボディーボードの技としては最も難易度が高い技です。

 

 

ボディーボードの技にはこのように略称が多いですが、なぜかサーフィンにはありません。だから私が作りました。CREは地味なコンビネーションですが、サーフィンの基本中の基本。このコンビネーションが現代サーフィンの土台としてあります。

 

 

こんどサーフィン動画を見るときにはこのCREを意識してみてください。一つのライディングで3回くらいはCREが入っているはずです。次のページへ

次のステージへ

 

ショートボード第一世代ともいえるジェリー・ロペス、1972年の映像です。このライディングは当時としてはとても革新的であり、世界中のサーファーに衝撃を与えたそうです。今見ると地味にさえ思えるライディング。しかし、現代サーフィンにつながるエッセンスが全てここに詰まっています。それは間違いなくショートボードのサーフィンであって、けっしてそれまでのロングボードとは違います。その後サーフボードの素材が進化するとともに、ロングボードにもこの乗り方が浸透していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

お次はショートボードの第二世代、マーク・リチャーズです。この映像から、ここで現代サーフィンの基本が完成していることがわかります。それはこれまで数回にわたって書いてきたこと。そうです、CREの使い方とテクニックです。体の動かし方が、今であってもすばらしい見本となりえます。いえ逆に基本に忠実だから、今のプロサーファーよりも見本として優れていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにリリースしました。次なるステージに上がりたい人に贈るサーフィン・マニュアル。サーフィン・ステップアップ・プログラムです。

 

 

これまであった「サーフィン初心者脱出プログラム vol.2」をリニューアルし、中級以上を目指す人のための内容に編集し直しました。注目は3次元グラフィックスを使ったプロの動きの徹底的な分析です。彼らがどんな動きをしているのか、そしてそれはどのような理由でそうしているのか。

 

 

カットバックやオフザリップに関しては、これまで多くの解説がされてきました。しかしそれを見たり読んだりして、それを少しでも自分のものにできたでしょうか。できなかったはずです。なぜかといえば、その全てが動きの説明に終始しているからです。重要なのは、なぜその動きなのかです。それを知ることで、特に身体能力が優れていない人でも次のサーフィンから明らかに変わってきます。

CREのイメージトレーニング

 

これはバリのローカルサーファーです。真正面から撮っているので、よりイメージが湧くかと思います。CREを習得するには、上手い人の演技を繰り返し見るのも重要です。この連続動画もその意味で作っています。もちろん、実際にプロや上級者のサーフィンを目の前で見るのは大いに役にたちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スラスタースケートボードによるイメージトレーニングです。私はあと数日で52歳になりますが、自分でもよくやるな〜と思います。身体能力の衰えを理論でカバーしているから目標の技にトライできるし、続けることができます。

 

 

理論なしでやるといつまでたっても上手くならないし、怪我をしてしまいます。この動画はテイク1とテイク2に分けてありますが、何がどう違うのかわかりますか。テイク2ではアクションを目いっぱい大きくしているのですが、動画を客観的に見てみるとこれでも足りないですね。

 

 

つまり、プロや上級者はもっとアクションが大きいということです。それには強靭な足腰が必要だし、大きなライン取りをする意識が必要です。スケートボードによる陸上練習はそれを反復練習するのに本当に便利です。

 

 

ミスターテイクオフとスラスタースケートボード。この2つは最強の陸トレアイテムです。

コロヘのCRE








ベルズビーチ大会のR1でコロヘ・アンディーノが見せたテイクオフからの1アクションです。テイクオフからそのままアップスを入れていくシークエンスは中級者にとってもとても参考になります。最初に小さくアップスしてテイクオフ直後の減速を回避し、2発目のアップスでCREにつなげています。



コンテンツ
カットバックの原理と技術
横に走れるようになれば(私的には)いちおう初心者脱出なのですが、波しだいでは、ほんの一瞬のショートライドで終わってしまいます。
カットバックを入れる場所
岸から見ていれば、「そこでカットバックだ」と言えるのですが、実際にその波に乗っているサーファーには判断がすごく難しいものです。
3ステップでやってみる
ボトムターンは技の発射台という記事を以前に書きましたが、カットバックもその例外ではありません。
カットバック技術の真相
カリッサ・ムーアとサリー・フィッツギボンを特集した動画はカットバックを分析する上でとても貴重な資料となっています。
カットバックに入るタイミング
勇気を出してカットバックしましょう。目の前の波の状態をよく観察し、今すぐ崩れてこなそうだったら「とりあえずカットバック」してみてください。
サーフィンの技は後ろ足が決め手!
サーフィンのあらゆる技は後ろ足の踏みこみ(キック)が決め手です。サーフィン初級者がなぜボードを動かせないかといえば、ズバリ!後ろ足をほとんど使っていないからです。
張ってこない波
サンセットの波は壁を作りません。波のピークを頂点としてキレイな三角形なので、ちょっと走るとすぐにカットバックでパワーゾーンに戻らないといけません。
フェイキーのようなカットバック
サーフボードがバック(後進)しているように見えてしまいます。それが「不思議な感覚」を生んでいるのです。スケートボードでいうフェイキーですね。
カットバックをスケボーで習得
できればスケートパークでこのようなセクションを使うのがベストなのです。逆にいえば、このような練習で腕を磨けば海でもすぐにカットバックができるようになります。

 
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