カットバック

テイクオフ成功の法則



カットバックを3ステップでやってみる

 

ローラ・エネバーのカットバック。大会でもセミTバックのビキニで観客を魅了していますが、特に技に入る前のボトムターンではお尻が突き出るので思わず目を見張ってしまいます。カットバックはとても難しいテクニックなので、「技を2段階に分ける」という考え方がセオリーになりつつあります。つまり180度を一気に周るのではなく...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

90度のターンを2回行うのです。たしかに90度のターンであれば初級者でもできるはず。それを連続で行えばよいとするこのメソッドは画期的でした。しかし、実際にそれだけで上手くいくでしょうか。答えはNOです。なぜなら非常に重要なアクションが欠けているからです。それはボトムターンです。ボトムターンは技の発射台という記事を以前に書きましたが、カットバックもその例外ではありません。

 

 


アクション1 〜 ボトムターン

 


アクション2 〜 カットバックのファーストターン

 


アクション3 〜 カットバックのセカンドターン

 

 

これでもうおわかりでしょう。このようにカットバックを3段階に分けてやってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はらさま

 

先日はお世話になりました。その翌日は早朝に起きて小倉浜に向かおうと思ってホテルを出たんですが、蚊口浜が結構サイズがあってよかったので結局あの日と同じポイントに入水しました。

 

 

途中から北風が吹いてきてガタガタになってきましたが風が入ってくるまえは肩くらいのセットが入ってきていて結構楽しめました。でもさすがに連日3時間以上のサーフィンはきつかったみたいで最後はパドルがきつくなり、テイクオフもままならなくなってしまいました。

 

 

改めて自分がテイクオフに必要な筋肉が不足しているのを実感したので、毎日ミスターテイクオフでトレーニングするようしたいと思いました。もっとサイズのあるソリッドなうねりが入っているときにまた高鍋に伺いたいと思います。また、分からないことがあった際には、ご連絡させていただきますので引き続きよろしくお願いします。

 

 

 

湘南からサーフトリップで来てくださった佳孝さん。それまで小波が続いていたのに佳孝さんが来るのを待っていたかのように波がサイズアップ。マンツーマン・レッスンではテイクオフの基本とスケボーを使ったカットバックの練習をやりましたが、「そういう練習方法は考えたこともなかった」としきりに納得されていました。



コンテンツ
カットバックの原理と技術
横に走れるようになれば(私的には)いちおう初心者脱出なのですが、波しだいでは、ほんの一瞬のショートライドで終わってしまいます。
カットバックを入れる場所
岸から見ていれば、「そこでカットバックだ」と言えるのですが、実際にその波に乗っているサーファーには判断がすごく難しいものです。
カットバック技術の真相
カリッサ・ムーアとサリー・フィッツギボンを特集した動画はカットバックを分析する上でとても貴重な資料となっています。
技のコンビネーション(CRE)
カットバックしたあと、バックサイドに向けたボードをすぐさま返す。プロのサーフィンを注意深く見ている人は知っていると思いますが、このコンビネーションはサーフィンの定石(セオリー)です。
カットバックに入るタイミング
勇気を出してカットバックしましょう。目の前の波の状態をよく観察し、今すぐ崩れてこなそうだったら「とりあえずカットバック」してみてください。
サーフィンの技は後ろ足が決め手!
サーフィンのあらゆる技は後ろ足の踏みこみ(キック)が決め手です。サーフィン初級者がなぜボードを動かせないかといえば、ズバリ!後ろ足をほとんど使っていないからです。
張ってこない波
サンセットの波は壁を作りません。波のピークを頂点としてキレイな三角形なので、ちょっと走るとすぐにカットバックでパワーゾーンに戻らないといけません。
フェイキーのようなカットバック
サーフボードがバック(後進)しているように見えてしまいます。それが「不思議な感覚」を生んでいるのです。スケートボードでいうフェイキーですね。
カットバックをスケボーで習得
できればスケートパークでこのようなセクションを使うのがベストなのです。逆にいえば、このような練習で腕を磨けば海でもすぐにカットバックができるようになります。

 
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