サーフィン教本はなぜ進化しないのか
夏を前に、エイムックからマリンスポーツ関係のハウツー本が一斉に出てきました。その中にもちろんサーフィンもあって、「サーフィン スタートBOOK」というタイトルになっています。新しいサーフィンのハウツー本が発売されると私は必ず中身に目を通すのですが、これについては最初の数ページこそ新しさを感じさせるものの、「また同じコンテンツの練り直しか」という印象に変わりはありませんでした。
サーフィン教材は、サーフボードの解説、波の解説、パドリングの方法、テイクオフの方法、技の解説とやり方...に分けて書かれます。これについては何の異論もないのですが、問題なのはその割合です。大手出版社が出す教本の場合、それぞれがほぼ同じ割合になっています。これが大問題なのでして、この「サーフィン スタートBOOK」もまったくそのダメなコンセプトで作られています。
まず、サーフィンをこれから始めようという人向けには「技の解説とやり方」はいりません。それを教えても何の意味もないからです。にもかかわらず、なぜそれを盛り込むのか。中にはそこがメインになっている教本や教材があったりするのですが、つまりは購買欲をそそるための「えさ」にすぎません。
サーフィンはテイクオフがすべて
少なくともビギナーにとってはそうです。ですので、出版社や著者が本気でサーフィンを教えようと思うのであれば、テイクオフの話が半分以上を占める教本(教材)になるのが普通なのです。
いま現状サーフィンは初めて3ヶ月で、テイクオフは出来たり出来なかったりですがスタンスが決まってないなと感じているので今は床でテイクオフの練習をしています。板は、少し短めのファンボードです。
また、湘南に住んでますので週に2回は海に行くようにしています(波がほとんどない日もありますが)。立てずに帰ってくる日も多いですけど、サーフィンは楽しいです。
飽きっぽい性格なので、途中で飽きてしまわないようにどんどん上達していきたいと思っています。運動神経はあまり良いほうではありませんし、足首も非常に硬いです。でも、何とか短期間で波を乗りこなせるようになりたいと思って取り組んでいます。
ミスターテイクオフを注文いただいた方からのメールです。何か清々しい気持ちになる文章ですね。私も海に入って1回も立てずに終わるときがたまにありますが、それでも海に入ってよかったと思います。そこがサーフィンの何とも言えない魅力なんですよね。「今日も自然と戯れたぞ」という充実感...かな。
- 下半身露出でサーフィン
- たとえ海の中とはいえ、誰か第三者が見ている可能性は高いです。自分は爽快な気分かもしれませんが、そんなもん見せられた他のサーファーは気分を害するに違いありません。
- 台風の波で命を落とすサーファー
- 私たちサーファーは、そのことを自覚した上で、万が一の事態を考えておかないといけません。
- 「ゾーン」というサーフィン用語
- 「ゾーン」というのはマーがよく使うサーフィン用語でして、一般的にはクリティカルゾーンのこと。乗った波で、今居るのは「そこしかない」といった場所です。
- 朝サーフィンか夕暮れサーフィンか
- 毎日サーフィンしているあなた。朝サーフィン派ですか、それとも夕暮れサーフィン派ですか。快眠のためには夕暮れサーフィンが良さそうです。
- 日本人の骨格とサーフィン
- 日本人の骨格はサーフィンに向いていないという話を聞いたことがありますが(世界トップレベルの話)、純血日本人であるマヒナ選手がここまでやれるのだから...
- すばらしい波が日本から消えている
- 砂浜が沖に向かってある一定の勾配であること。それによって地形が安定するし波も安定してブレイクするのだと推測します。広いビーチ、それは「いい波」がブレイクする条件なのです。
- サーフィンとストレス
- サーフィン初心者やビギナーの場合、小さな波でも海に入るときは緊張するはずです。そのLCUは50より上?それとも下? ここで最も注目すべきはテイクオフの瞬間です。
- クレームというサーフィン用語
- 冒頭の画像はこの映像からでして、WCT史上に残るであろう10ポイントライドの名場面です。つまり、ジョンジョンは「やったぜ!」と自分の演技を審査員にアピールしているのです。
- 腕時計つけて海に入りますか
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。