すばらしい波が日本から消えている
宮崎市の木崎浜。この日本を代表するサーフポイントではこの30年間、歴史的なサーフセッション、そしてWCTを含む世界規模の大会を成功させてきました。その要因は、なんといってもサーフィンに適した波の出現率です。
しかしここ数年、砂の減少が際立っており、ビーチが急激に小さくなっています。これは宮崎市全域で深刻でして、防災上の観点からも大きな問題となっています。ビーチが小さくなっているということは、砂浜が沖に向かう勾配(傾斜)がフラットに近くなっているということです。そういった状況だから海底の形状(地形)が凸凹になっているのだと思います。
砂浜が沖に向かってある一定の勾配であること。それによって地形が安定するし波も安定してブレイクするのだと推測します。広いビーチ、それは「いい波」がブレイクする条件なのです。この先、もっと砂の浸食が加速すれば当然のことながら波はブレイクしなくなります。テトラの投入は昔から「波が悪くなる」ということを意味していましたが、これからはテトラ投入で砂浜を守ってもらうことになりそうです。
コンテンツ
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