サーファーの豆知識

テイクオフ成功の法則



台風の波で命を落とすサーファー

和歌山市加太沖でサーフィンをしていた男性が行方不明になりました。通報を受けて消防がすぐに出動しましたが、発見できないまま捜索は打ち切られました。ニュースによれば、岸にはその男性のものと思われるサーフボードが漂着していたそうです。当日は台風11号の影響で西日本の海は大荒れ。そんな海に入っていったこの男性に対し、ネット上では大バッシングがおこっているのですが...

 

 

 

 

 

台風にサーフィンするバカにつける薬はない

 

捜索にかかる金がもったいない

 

家族が金払うべきだと思う

 

自業自得であり、自己責任

 

自殺と断定してよろしい

 

警察や消防に救助いりませんの書面を出せ

 

屋根の修理に上がる人よりもたちが悪い

 

こんな人がリーダーだったら部下は全員死亡です

 

仕事だから捜索に携わらなければならない方々が気の毒

 

人としての責任感について反面教師的に考えました

 

趣味で命落とすなんて残念としか言いようがない

 

パチンコで車に子供のこす親と同じで毎年いる

 

台風の時の海なんてよく怖くないよな

 

死んでいて遺体が見つからなくても本人幸せだと思います

 

火災の建物に「いい炎だ」って突っ込んで行くのと一緒

 

死を覚悟の遊びだろうから捜す必要有りますか

 

自信過剰だったんだろうな

 

神経がわからん

 

 

 

 

 

 

 

加太湾にある海水浴場はサーフポイントとしてもけっこう人気があるようです。この動画は3年前の台風12号によるタイフーンスウェルです。ご覧のように、この日はたくさんのサーファーが海に入っています。ネットで叩く人たちは、この動画を見ても同じことを言うのでしょうか。

 

テレビで報道される荒れ狂った海を見て、その中に入っていくものと思っているに違いありません。しかし、サーファーが入っていくのは、けっしてそんな海ではないということを知ってほしいものです。

 

台風だから海はどこも大荒れ。それはほんとに短絡的な考えでしかありません。台風がいる位置と岸が向いている方向の関係で、とてもキレイな波がブレイクすることはよくあることなのです。

 

 

 

 

 

 

山で遭難して命を落とす人は毎年すごい数です。それは海難事故の比ではないでしょう。それでも、そういった登山者に対してはなぜかバッシングがないのです。これは不思議だと前から思っていました。同じ自己責任のはずなのに。

 

要するに思うのは、そもそもサーファーは社会的な立場が弱いということ。いざ事故を起こすと、これ見よがしに攻撃されてしまいます。だから私たちサーファーは、そのことを自覚した上で、万が一の事態を考えておかないといけません。少しでも不安があったら海には入らない。それを徹底しましょう。

 

 

 

 

 

 

今回の和歌山の事故ですが、これはその男性が無謀だったからではないような気がします。もしかしたら、突発的な心臓発作とか。そうであれば、台風は関係ありません。私の知り合いにもサーフィン中に病気で亡くなった人がいます。特に心臓に持病があるとそういうことが起こります。それでもサーフィンするのは問題ですが、サーファーは海に入らずにはおれないものです。



コンテンツ
下半身露出でサーフィン
たとえ海の中とはいえ、誰か第三者が見ている可能性は高いです。自分は爽快な気分かもしれませんが、そんなもん見せられた他のサーファーは気分を害するに違いありません。
「ゾーン」というサーフィン用語
「ゾーン」というのはマーがよく使うサーフィン用語でして、一般的にはクリティカルゾーンのこと。乗った波で、今居るのは「そこしかない」といった場所です。
朝サーフィンか夕暮れサーフィンか
毎日サーフィンしているあなた。朝サーフィン派ですか、それとも夕暮れサーフィン派ですか。快眠のためには夕暮れサーフィンが良さそうです。
日本人の骨格とサーフィン
日本人の骨格はサーフィンに向いていないという話を聞いたことがありますが(世界トップレベルの話)、純血日本人であるマヒナ選手がここまでやれるのだから...
すばらしい波が日本から消えている
砂浜が沖に向かってある一定の勾配であること。それによって地形が安定するし波も安定してブレイクするのだと推測します。広いビーチ、それは「いい波」がブレイクする条件なのです。
サーフィンとストレス
サーフィン初心者やビギナーの場合、小さな波でも海に入るときは緊張するはずです。そのLCUは50より上?それとも下? ここで最も注目すべきはテイクオフの瞬間です。
クレームというサーフィン用語
冒頭の画像はこの映像からでして、WCT史上に残るであろう10ポイントライドの名場面です。つまり、ジョンジョンは「やったぜ!」と自分の演技を審査員にアピールしているのです。
腕時計つけて海に入りますか
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
サーフィン教本はなぜ進化しないのか
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。

 
ホーム 基礎知識 豆知識 読者の声