掘れた波で確実に立つ方法
こんにちは。いつもお世話になっております。愛知県の●●●と申します。ミスターテイクオフで毎日ホバリングの練習して、最近ではしっかり腕を伸ばしてボードが加速するのを実感できるようになりました!
しかし、サイズがあって掘れている波は恐怖を感じます。フラットベンチの傾斜をきつくして、その上でテイクオフの練習をするなど私なりに工夫していますが...効果は???です。陸上での練習方法、海で心掛けている事などありましたら教えて頂けたら幸いです。
この方にはキッパリとこう申し上げました。 ⇒ 傾斜をキツくした台の上でテイクオフ練習しても意味ありません。
どんなに掘れている波であっても、テイクオフする瞬間のボードの傾斜角は基本的に「微妙にノーズ下がり」だからです。角度にすれば最大で10度くらい。ミスターテイクオフのショートボード専用は2種類あって、タイプ1が傾斜角7度、そしてタイプ2が10度の設定にしています。つまり、タイプ2は一般の人がテイクオフできる限度で作っています。
その角度を超えて、極端に傾斜した台の上でテイクオフ練習するのは逆効果になります。フォームが乱れ、それはもはやサーフィンの正しい動きではなくなってしまいます。また、筋肉を酷使することによってトレーニングに挫折しやすくなります。
どうして恐怖を感じるのか。これについては無料レポートに詳しく書いていますのでまだの方は是非お読みください。一言でまとめるなら、ホバリングできていないからです。しっかりホバリングできていれば確信が生まれます。「立てる」という確信です。
この方は「恐怖を感じる」と言っていますが、要するにホバリングできていないと思われます。「サイズがあって掘れている波では立てない」のではなく、「サイズがあって掘れている波ではホバリングできない」というのが事の真相です。
話を元に戻すと、だから傾斜をキツくした台の上でいくら練習しても無駄なのです。それ以前の問題なのですから。
ではどうすればサイズがあって掘れている波でホバリングできるようになるのでしょう。答えは「焦らない」ということです。まずはミスターテイクオフ専用Eブックに書いてある練習方法を毎日継続すること。これによりテイクオフに必要な瞬発力と筋持久力が養われていきます。ホバリングができれば恐怖がなくなるのは、この身体能力が備わっていてのことです。
サイズがあって掘れている波に乗れない...今はそれでいいのです。それで普通です。落ち込むことは何もありません。サーフィンはだからこそ奥が深いのです。だからこそ明日も海に行きたくなるのです。そしていつの日か、開かなかったはずの扉がスッと開くときがきます。サーフィンの上達曲線の話を思い出してください。サーフィンとはそういうものなのです。
ドカッ掘れのテイクオフ
WTのフランス大会、波はご覧のようなドカッ掘れ。それでもテイクオフの基本は...
ドカッ掘れの波でもテイクオフの基本はサーフボードは微妙にノーズ下がりの、ほぼフラットです。
「ミスターテイクオフでは掘れた波のときのテイクオフがイメージできない」とおっしゃる方がいますが、それは逆です。ミスターテイクオフでのテイクオフ練習と同じイメージが持てるようになれば、掘れた波も攻略できるのです。
つまり、掘れた波だからといってテイクオフ動作の基本が変わるわけではありません。掘れる波でテイクオフ動作が変わってしまう人は...その波には乗れません。
- 断崖絶壁からテイクオフする
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- テイクオフ・マージン
- 「テイクオフ・マージン」とは何か。それは自分が今まさに乗ろうとしている波が、テイクオフのための余裕をどれだけ持っているかということです。
- パーリング覚悟のテイクオフ
- パーリング覚悟でいってみるのは確かにいいことです。それによって自分の限界を知り、弱点を見つけ、改善を図ることができるからです。
- ボードをフラットに保つ
- 上手なサーファーのテイクオフを注意深く観察してください。どんなに掘れた波であっても、ホバリングのときボードはほとんどフラット(微妙にノーズ下がり)です。
- 掘れた波は腕で立つ
- 両腕で立つには絶対に欠かせない秘訣があります。それを完全に習得できたとき、掘れた波への恐怖心はなくなります。そしてこんどは掘れた波を求め始めることでしょう。
- パイプラインを分析する
- パイプラインの波をメイクした選手のテイクオフシーン。まさしくE難度のテイクオフ。このパラパラ動画には彼の超絶テクニックが詰まっています。
- ノーズが落ちていく感覚をつかむ
- 掘れた波では両足を引きこんでボードに乗せた瞬間、ノーズがパッタ〜ンと落ちています。この「ノーズがパッタ〜ンと落ちる」という感覚。それを知っている人は初心者脱出しています。
- トッププロのパーリング
- 世界のトッププロでもパーリングはします。しかし、さすがは世界のトッププロ。パーリングといえば頭から突っ込むのがお約束ですが、そうはなりません。
- 掘れた波でもゆっくり立つ
- クラマス大会でチューブ波にテイクオフするジャック・ロビンソン。どうですか、この余裕のテイクオフ。ドカッ掘れの波でもこんなふうにゆったりとテイクオフできてしまうのです。
- 最後はここで決まる
- 究極のテイクオフができるかどうかはこの瞬間にかかっていて、この瞬間に一般のサーファーは耐えることができません。
- 前足の位置を変えてみる
- ケリーは意識して前足の位置をズラしているのであり、これによって垂直落下のあとの鋭角ボトムターンに成功しています。