陸上トレーニング

テイクオフ成功の法則



サーフボードに飛び乗ってはいけない

ミスターテイクオフを購入いただいた埼玉県のでんさんからビデオが届きました。

 

 

 

これ↑は失敗です。くやしそうな感じが伝わってきます。でもネコちゃんが優しく見守っていて、ほのぼのします。

 

 

 

 

これ↑は成功シーン。「やったぜ」というところでしょうか。しかし、でんさんの練習では(失敗と成功どちらもそうですが)、いわゆる「飛び乗りテイクオフ」になってしまっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初のステップで腕を立てると同時にヘソの位置を振り子の原理で引きつけますが、でんさんの成功シーンを見るとそれができていません。この原理がちゃんと働いていないとヒザで上体を起こすことになります。そうすると顔が下を向いてしまい、ヒザも痛めます。でんさんのメールには「ヒザに青あざができました」と書いてありましたが、それが原因です。

 

 

次に両足を引き込むときにボードの上で滑らせます。テイクオフでバランスを失う原因の一つに、両足とサーフボードが離れてしまうことがあります。ビギナー用テイクオフ(サーフィンEブックに詳細)はそれを解決する方法です。一方、一瞬にして立つポップアップのテイクオフは「飛び乗りテイクオフ」になりやすいので注意しなければいけません。

 

 

絶対にボードに飛び乗ってはいけません。立つときに両足がボードから1センチも離れないように、ボードの上でスッと滑らせましょう。

 

ボードの上を滑るように立つ

 

福岡県のマサミさんのビデオですが、両足をボードの上で滑らせるようにして立っています。ほとんど宙に浮いていないので、これについては合格点です。しかし、上のでんさん(埼玉県)と同じくヒザで体を起こしているように見えます。

 

 

 

 

こちらは東京のヒデさんですが、マサミさんと同じことが言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        ↓

 

 

マサミさん

 

 

 

 

 

      ↓

 

 

ヒデさん

 

 

 

腹ばいの状態〜腰を持ち上げた状態ですが、おわかりのとおり腰が真上に上がっています。ヒザで立っている人は必ずこうなっています。腰の位置をスイングさせる動作を取り入れることで、その反動を利用した加速するテイクオフが可能となっていきます。

 



コンテンツ
週一のサーフィンに効果絶大
「週に一回のサーフィンでも上達しますか」という質問をよく受けます。 そんなとき私は「海に行かない日の過ごし方によります」と答えます。
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週一サーファーがパドリングの弱さをテイクオフの技術でカバーするというのは当然の発想です。自分のパドリングの弱さを認め、あえて難しいテイクオフに焦点を絞ってみるのです。
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息を整える間もなく連続してやってますが、これはけっこう大変です。この連続テイクオフによって、実際の海で必用な心肺機能と筋持久力が短期間で養われます。
テイクオフの基本
そうです、これです、前をしっかり見るということ。これができているかどうかでサーフィンは激変します。週に1回のサーフィンではなかなか身につきません。
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歴2年の若者が挑戦
海から上がってミスターテイクオフに初挑戦してもらいました。使用方法をまったく説明していなかったので、二人とも大失敗のテイクオフとなりました。
手首と上腕の筋力を鍛える
テイクオフ動作というのは「背を反らせた状態 ⇒ 背を丸めた状態」を一気に行うものです。この急激な変化に対応するためには手首と上腕の筋力が必要です。
ミスターテイクオフ商品紹介
このサイトを見つけた方や、サーフィンEブックを購入された方だけが知っている秘密兵器。それがミスターテイクオフです。
スランプに陥らないために
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