リーシュコードを付けないサーファー
伊良湖のQS1000大会ではセミファイナルで惜しくも負けてしまった仲村拓久未プロ。これはポテンシャルのない波に乗ってしまい、ヤケクソ気味にボードを空中に飛ばしたシーンです。結局のところ、実力ではなくて波に恵まれずに負けた印象でした。
このヒートで彼はリーシュ(パワーコード)を付けていなかったので、ボードを流したり飛ばしたりすると岸までボードを拾いに行かなければいけませんでした。
リーシュを付けると多少なりともパドリングするときや乗ってボードを加速させるときの抵抗になるので、できればリーシュはない方がいい。つまり、ボードを流したときのタイムロスと天秤にかけることになります。とすれば、この大会のように小波で波数が少ないときはノーリーシュが有利...と彼は考えたはずです。
とはいえ、サーフィンは立派なスポーツに育ってきています。その見本となるべきプロ選手が「必ずリーシュを付けましょう」という基本的なルールを破ってしまっているのはいかがなものかと思います。
キッズや若い世代のサーファーはヒーローであるプロ選手たちに感化されやすいです。混んでいるポイントでもカッコいいからといってノーリーシュで海に入ってしまうかもしれません。
コンテンツ
- 波取り競争に参加する
- 波はよくないけど人が少ないところより、人が多いけど波はいいところを基本的にはチョイスした方がいいと思います。
- 乗りすぎるサーファー
- 波に乗る回数が多いことを自慢げにしている人も中にはいますが、こういう人は勘違いしちゃってるんですね。
- サーフィンを始める年齢
- まだ20代なのに、サーフィンを始めるにはもう遅いと思っている人がいるのには驚いてしまいます。サーフィンはいくつになっても始めることができるものです。
- ウエットスーツの中に小便
- 「ウエットスーツの中にオシッコしてもいいんですか?」というのは初心者の方からけっこうよく聞かれる質問です。
- ローカルサーファー
- ローカルがいるポイント、いないポイント。ローカルがビジターに対して寛大なポイント、厳しいポイント。場所や土地柄によってその差はかなりあるようです。
- 外国人サーファー
- 韓国人が日本でサーフィンすると、これはこれでトラブルになりやすかったりします。まさか韓国人だとは思わないからです。
- 前乗り、ドロップイン
- みんな前乗りが悪質なルール違反であることは知っているはず。しかし、ポイントの混雑状況を鑑みれば、その悪質度合いは相当に軽減されて当然?
- ロングボーダーの勘違い
- ネットを徘徊すればショートボーダーがロングボードを中傷する書き込みを多く見かけます。しかし、そうなってしまう本当の原因はロングボーダーの意識にあるのだと思います。
- まずは上級者がマナーを守るべし
- 上手い方が前乗りするのはOK...みたいな風潮ってありますよね。海外では特にそれが強いのかもしれませんが、日本でも少なからず暗黙の了解があります。