ノーリーッシュ

テイクオフ成功の法則



リーシュコードを付けないサーファー

 

伊良湖のQS1000大会ではセミファイナルで惜しくも負けてしまった仲村拓久未プロ。これはポテンシャルのない波に乗ってしまい、ヤケクソ気味にボードを空中に飛ばしたシーンです。結局のところ、実力ではなくて波に恵まれずに負けた印象でした。

 

 

このヒートで彼はリーシュ(パワーコード)を付けていなかったので、ボードを流したり飛ばしたりすると岸までボードを拾いに行かなければいけませんでした。

 

 

 

 

 

 

リーシュを付けると多少なりともパドリングするときや乗ってボードを加速させるときの抵抗になるので、できればリーシュはない方がいい。つまり、ボードを流したときのタイムロスと天秤にかけることになります。とすれば、この大会のように小波で波数が少ないときはノーリーシュが有利...と彼は考えたはずです。

 

 

とはいえ、サーフィンは立派なスポーツに育ってきています。その見本となるべきプロ選手が「必ずリーシュを付けましょう」という基本的なルールを破ってしまっているのはいかがなものかと思います。

 

 

キッズや若い世代のサーファーはヒーローであるプロ選手たちに感化されやすいです。混んでいるポイントでもカッコいいからといってノーリーシュで海に入ってしまうかもしれません。

 



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