サーファーの豆知識

テイクオフ成功の法則



百分は一見にしかず

「あなたはサーフィンが下手です」と正直に言ってくれる人というのは貴重です。しかしその人が貴重な存在であるとは気付かずにその発言が元で不仲になってしまうのが普通でしょう。少し波に乗れるようになると自分では非常に上手く乗っているような錯覚を起こしてしまいます。その状態を放っておくと、悪いくせがついたまま手遅れになってしまうかもしれません。自分自身ではまったく気づいていないので、その悪いところを直そうなどとは全く考えません。

 

 

よくあるのがテイクオフのとき下を向いてしまうクセ。私も長い間これには悩みました。自分では前を見ているつもりなのに、実は見てないんです。あとはガニ股です。傍から見てるととってもカッコ悪いです。でも当の本人は得意気に乗っている。主観と客観のズレが激しいので、これはすぐさま本人に言ってあげないといけません。ところが最初に書いたように、それを本人に言ったところで気まずい雰囲気になってしまうのが落ち。本人は上手く乗っていると思いこんでいるわけですから。「俺に嫉妬してるな」なんて思われでもしたら最悪です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではどうするのが一番いいのか。写真やビデオ撮影です。百分は一見にしかずというのは正にこのことです。

 

 

 

 

 

     ほんとにこれが自分なのか

 

 

 

 

 

まずはこのようにガツ〜ンとショックを受けます。初めて自分のライディングを見てショックを受けない人はいないと言われています。つまり100人中100人が勘違いしていることになります。自分を客観的に見ている人なんていないわけです。

 

 

できるだけ人に頼んで写真やビデオに撮ってもらいましょう。サーフィン短期上達のため、これは欠かすことができないものだと思ってください。でも、くれぐれもショックで寝込まないように心の準備はしておいてください。

 

 

 



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