ドルフィンスルー

テイクオフ成功の法則



ドルフィンスルーで大事な持久力

ドルフィンスルーは腕力勝負だという人がいます。たしかに、腕力が強いほど大きな波に対応できることでしょう。しかし私たちレベルのサーファーにとって重要なのは、そういうことではありません。

 

 

腕力よりも持久力。私はそう思います。ビギナーの場合、1回や2回のドルフィンスルーはなんとかできても、それが10回連続となると撃沈されてしまいます。回数が増すたびに波に押し戻される距離が長くなり、気がついたら岸に打ち上げられているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドルフィンスルーは持久力勝負。それがビギナーと上級者で決定的に違うところです。裏を返せば、それだけの違い。理論を知り、それをマスターすることによって持久力は向上します。サーフィンEブックに書いてあります。

 



コンテンツ
大波の恐怖を克服する
ビーチブレイクで腰〜腹くらいまでならいいのですが、胸サイズを超えてくるといきなり状況が一変するはずです。
ここ一発のドルフィンスルー
どれだけ波のサイズがあがっても、ゲティングアウトで危険なポイントは一か所だけ。それはずばり、ブレイク直後のスープです。
ドルフィンスルーで筋肉痛
ドルフィンスルーを連発した日の翌日には首が筋肉痛になることがあります。そうです、首です。
ドルフィンスルーの回数
ドルフィン10回を超えてもブレイクポイントを抜けられないのなら、自分にはまだそのコンディションは無理なのだと諦めた方がいいと思います。
ドルフィンスルーのキック
サーフボードをコントロールしているようにも思えますが、体を支えているようにも思えます。ただ、私の個人的感想としては「サーフボードのコントロール」です。
簡易型ドルフィンスルー
要領は基本的には正式なドルフィンスルーと同じです。水中姿勢は、つま先がテールについているかヒザがついているかの違いだけ。
大きな波に対応する方法
アヒルはいきなり真下に潜ります。サーファーもそれと同じように真下に潜りましょう。けっしてイルカではダメです。
3歩進んで2歩下がる
初級者と上級者との違いは、その後退する距離にあります。初級者は2歩進んで3歩下がりますが、上級者は3歩進んで1歩下がる。
浮上するときも注意が必要
理想的なドルフィンスルーでは、この図のようにサーフボードが水平になる瞬間が必要です。「瞬間」と書きましたが、「一瞬」という意味ではなくて「一定時間」です。
ドルフィンスルーはどこを握る?
一般的にはドルフィンスルーのときにはノーズ付近を握るイメージがあるかと思いますが、それは間違っています。つまり、その場所というのはテイクオフのときに手をつく位置と同じです。

 
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