パドルアウトで波をキャッチする
以前サ−フィンEブック、ステップアッププログラムを購入させていただきました大阪の●●と申します。何度か質問させていただきまして恐縮です。今回は瞬時の方向転換についてご指導いただきたくメ−ルさせていただきました。
アウトにパドルしていて目の前に乗れそうな波が来た時にクルりと180度方向転換する場合、プロは瞬時に方向転換しています。自分もやってみるのですが、むずかしくて上手くできません。瞬時の方向転換は右回りと左回り。どちらがいいのでしょうか。
パドルアウトしながら波をキャッチできるようになったら、それはサーフィン初心者を脱出できた証です。サーフィン初心者や万年初心者の方というのはそこにジッとしていて波に乗ろうとするものです。しかし、それではなかなか波をキャッチできません。そんなに都合よく波はブレイクしてくれないからです。もちろんポイントブレイク(決まった場所で割れる波)であればそれでもいいですが、そこはサーファーがひしめきあっていて自分がいる隙間などないのが普通です。
なので、たくさん波に乗ろうと思ったら自分から波を迎えに行くしかありません。右へ左へ。そしてアウトへ。最も難しいのはアウトに出ながらのキャッチです。波は自分に向かってくるし、自分は波に向かっていくし、つまり、相対速度が上がるのでどこで波が割れるのかがとても予想しにくいのです。方向転換が遅れれば、せっかく迎えに行ったのに自分は置いていかれる始末。まさに骨折り損のなんとやら。
瞬時の方向転換は筋力の問題だし、コツとかは特にありません。右回りか左回りかは右半身の筋力が強いのか左半身の筋力が強いのかによるものです。というわけで、当面は真正面から行かないようにしましょう。沖に向かって半円を描くように波を迎えに行けば、方向転換の問題もなくなります。
- パドリングは進化しているのか
- マイケル・フェルプスがだした49秒82という今のバタフライ世界記録は10年前よりも2.21秒も速い。ということは...
- 水の掻き方の王道
- この動画はケリー・スレーターがポジション移動のためパドリングしているところ。これが世界ナンバーワン選手のパドリングなので、よく観察してください。
- パドリングの鉄板テクニック
- パドリングではヒジを高い位置にキープするというのは鉄板であり、これについては全く論争がありません。これはまた水泳の鉄板でもあるわけでして
- パドリングはどれだけ背を反るのか
- プロサーファーは自分の体力を基本に物事を考えてしまいますので、サーフィン初心者がついていけないレクチャーをしてしまうことがよくあります。
- 田中英義プロのパドリング論
- リキまない! リキみません。 早く漕ごうとすると力がはいっちゃうんですよね。力が入ると可動域が狭くなってくると思うんで。
- 疲れ知らずのパドリング?
- 私は最初からパドリングが楽な方法なんてないと断言します。そして、背中は大きく反る方が断然に有利とも断言します。
- パドリングが一番速い方法
- サーフィンでバタ足というとテイクオフのとき鬼パドルと同時に行うのが普通ですが、沖に向かうパドルアウトでバタ足を見たのは初めてだったので驚きました
- 「ハイエルボー」という重要キーワード
- ほとんどのサーフィン初心者やビギナーはこのような腕の動かし方なので、いくら頑張ってもサーフボードにスピードがつかないのです。
- 波数少なくても波をゲットする方法
- 自分よりもたくさんパドリングをしている者にはどうしても波を譲ってしまうものです。
- パドリングが苦しい人へ
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。