水泳でパドリング強化
水泳をサーフィンのトレーニングに推薦する人はあいかわらず多いものです。私も一時期サーフィンのためにとフィットネスクラブのプールに足しげく通ったことがあるのですが、その答えはでていません。なぜならば効果がでるほど継続できないからです。
パドリング強化のため、プールで50メートルのインターバルを毎日20本。 実際にこれを継続してできるのであればかなりの効果はでるでしょう。 しかし継続できないものを薦めても意味がないのです。健康やダイエットのためにと水泳を始めてみたものの1ヶ月以上継続できている人は皆無に等しいと思います。リハビリを兼ねたご老人は抜群に継続率が高いのですが。
なぜ水泳は継続しないのかと考えるに、それは時間と場所を制約されるからです。これについてはフィットネスジムも同じことがいえるのですが、それに加えて水泳プールには独特の居心地の悪さがあるからです。人が多ければ衛生的な問題も含めて息苦しい、誰もいなければいないで寂しい...など。
というわけで、私は絶対に水泳を薦めません。継続の秘訣はなんといっても”いつでもどこでも手軽にできること”です。ミスターテイクオフはそういった考えがベースになっています。
コンテンツ
- パドリングの基本姿勢
- サーフィンにおいてパドリングとは野球やサッカーで歩いたり走ったりするのと同じなのです。要するにパドリングできなければサーフィンはできないわけです。
- サーフィン都市伝説を考察する
- ドジ先生がここ数年「サーフィン都市伝説」と呼んでいることが70年代の本にも書いてあったのです。それを見つけたとき、私はほんとに驚きました。
- チューブ引きの落とし穴
- 腕の筋肉を鍛えるのは有効です。パドリングとは腕で水を掻くことですから当然です。しかし、チューブ引きをしたところで目に見える効果は得られません。
- パドリングで意思表示
- パドリングを誰よりも先に開始することで、「この波には自分が乗ります」ということを周りにアピールできるのです。
- パドリングが楽になる
- 個人差がありますが、大人になってからの改善は困難です。大事なことは、大きく体を反らす努力ではなく、超時間キープできるようになることです。
- クイックな方向転換
- パドリングにおける方向転換もその原理はボトムターンと同じ。テール加重にしてボードを傾けます。このとき大事なのは推進力。
- パドリングを進化させる
- 鬼パドルのときは反射的にストレートプルになってしまいますが、これが通常のパドリングでも有効でしょうか。
- ニーパドルの仕方
- コツは完全に正座してしまわないこと。つまり、モモとお尻はくっつけないのです。握りこぶし一つ分離しておいて、その部分でボードの揺れを吸収します。
- 右旋回と左旋回
- 波のピークが向かって左からやってくるとき、ノーズを左に向けていればそのまま発進すればいい。そして左旋回して波をキャッチします。
- パドリングの筋トレを楽しく
- 私は毎日サーフィンができますが、それでもミスターテイクオフのトレーニングをさぼるときまってサーフィンの調子が悪くなってしまいます。
- パドリングで波のピークを捕まえる
- 積極的に波を追いかけ、バックサイドにテイクオフしていくアプローチを試していくことがマンネリサーフィン打開のために必要です。