チューブ引きの落とし穴
サーフィンはテイクオフが全て...というのは耳にタコができるくらいブログに書いています(目にタコができるくらいと表現すべきでしょうか)。だから初心者やビギナーがまず鍛えるべきはテイクオフに必要な筋肉であり、それはすなわちパドリングに必要な筋肉でもあります。
もちろん腕の筋肉を鍛えるのは有効です。パドリングとは腕で水を掻くことですから当然です。これ(⇒)はネット通販でけっこう売れているチューブ引きの商品ですが...
チューブ引きのこの姿勢で鍛えられるのは両腕、肩、背筋、腹筋、両足など広範囲に及びます。一番の狙いは上腕三頭筋や両脇の広背筋ですが、特に必要でない腹筋と両足にも同時に負荷がかかるので効率もよくありません。もっと言えば、実際のパドリングとは感覚がまったく違います。
そこで、私が試行錯誤の末に辿り着いたのがこのミスターパドリングです。
↓ ↓ ↓
コンテンツ
- パドリングの基本姿勢
- サーフィンにおいてパドリングとは野球やサッカーで歩いたり走ったりするのと同じなのです。要するにパドリングできなければサーフィンはできないわけです。
- サーフィン都市伝説を考察する
- ドジ先生がここ数年「サーフィン都市伝説」と呼んでいることが70年代の本にも書いてあったのです。それを見つけたとき、私はほんとに驚きました。
- 水泳でパドリング強化
- パドリング強化のため、プールで50メートルのインターバルを毎日20本。実際にこれを継続してできるのであればかなりの効果はでるでしょう。
- パドリングで意思表示
- パドリングを誰よりも先に開始することで、「この波には自分が乗ります」ということを周りにアピールできるのです。
- パドリングが楽になる
- 個人差がありますが、大人になってからの改善は困難です。大事なことは、大きく体を反らす努力ではなく、超時間キープできるようになることです。
- クイックな方向転換
- パドリングにおける方向転換もその原理はボトムターンと同じ。テール加重にしてボードを傾けます。このとき大事なのは推進力。
- パドリングを進化させる
- 鬼パドルのときは反射的にストレートプルになってしまいますが、これが通常のパドリングでも有効でしょうか。
- ニーパドルの仕方
- コツは完全に正座してしまわないこと。つまり、モモとお尻はくっつけないのです。握りこぶし一つ分離しておいて、その部分でボードの揺れを吸収します。
- 右旋回と左旋回
- 波のピークが向かって左からやってくるとき、ノーズを左に向けていればそのまま発進すればいい。そして左旋回して波をキャッチします。
- パドリングの筋トレを楽しく
- 私は毎日サーフィンができますが、それでもミスターテイクオフのトレーニングをさぼるときまってサーフィンの調子が悪くなってしまいます。
- パドリングで波のピークを捕まえる
- 積極的に波を追いかけ、バックサイドにテイクオフしていくアプローチを試していくことがマンネリサーフィン打開のために必要です。