右旋回と左旋回 〜 波をキャッチするパドリング
波待ちのときボードのノーズはどっちを向いていますか。この写真にように沖に向かって左を向いている人が多いと思います。私もその一人ですが、これはクセです。ノーズを左に向け、やや右を見るかっこうで沖からやってくる波を見張るのが心地いいのです。さて、これはどうしてでしょう。
波のピークが向かって左からやってくるとき、ノーズを左に向けていればそのまま発進すればいい。そして左旋回して波をキャッチします。私にとってはこれが最もやりやすいのですが、さてみなさんはいかがでしょう。
逆に波のピークが向かって右からやってきたときは、波待ちの状態で右(時計回り)にボードを回転させてから発進します。そして右旋回で波をキャッチするのですが、これはけっこうやりづらいです。
私は右利きですので特にそうなのかもしれません。左旋回がやりやすいのは、右腕の方を多く使うから。その理由だけなら左利きの人は右旋回が得意ということになりますが...
みんな左旋回です。一説には、人の心臓は左についているので左旋回が心地いいとされます。左利きの人もやはり左旋回がやりやすい?
競馬はなぜか右旋回です。
コンテンツ
- パドリングの基本姿勢
- サーフィンにおいてパドリングとは野球やサッカーで歩いたり走ったりするのと同じなのです。要するにパドリングできなければサーフィンはできないわけです。
- サーフィン都市伝説を考察する
- ドジ先生がここ数年「サーフィン都市伝説」と呼んでいることが70年代の本にも書いてあったのです。それを見つけたとき、私はほんとに驚きました。
- 水泳でパドリング強化
- パドリング強化のため、プールで50メートルのインターバルを毎日20本。実際にこれを継続してできるのであればかなりの効果はでるでしょう。
- チューブ引きの落とし穴
- 腕の筋肉を鍛えるのは有効です。パドリングとは腕で水を掻くことですから当然です。しかし、チューブ引きをしたところで目に見える効果は得られません。
- パドリングで意思表示
- パドリングを誰よりも先に開始することで、「この波には自分が乗ります」ということを周りにアピールできるのです。
- パドリングが楽になる
- 個人差がありますが、大人になってからの改善は困難です。大事なことは、大きく体を反らす努力ではなく、超時間キープできるようになることです。
- クイックな方向転換
- パドリングにおける方向転換もその原理はボトムターンと同じ。テール加重にしてボードを傾けます。このとき大事なのは推進力。
- パドリングを進化させる
- 鬼パドルのときは反射的にストレートプルになってしまいますが、これが通常のパドリングでも有効でしょうか。
- ニーパドルの仕方
- コツは完全に正座してしまわないこと。つまり、モモとお尻はくっつけないのです。握りこぶし一つ分離しておいて、その部分でボードの揺れを吸収します。
- パドリングの筋トレを楽しく
- 私は毎日サーフィンができますが、それでもミスターテイクオフのトレーニングをさぼるときまってサーフィンの調子が悪くなってしまいます。
- パドリングで波のピークを捕まえる
- 積極的に波を追いかけ、バックサイドにテイクオフしていくアプローチを試していくことがマンネリサーフィン打開のために必要です。