陸上トレーニング

テイクオフ成功の法則



体の柔軟性が高度なサーフィンを可能にする

 

バリ島のリオ君。これはリオママのブログに掲載されたチューブアタックの写真ですが、注目は...

 

 

 

 

 

 

体の柔らかさ。言われないと気がつかないものでして、この姿勢ってのは普通のサーファーには絶対できません。日本人でこの姿勢ができるのはトッププロでもあまりいないでしょう。ミスターテイクオフを持っている方は、ボードの上でこの姿勢にチャレンジしてみてください。

 

 

高度なサーフィンに求められるフィジカルは体幹の強さと柔軟性、この二つ。ということは、これってサッカーと同じような気がします。ブラジルの10番、ネイマールはまさにこの二つを併せ持っています。

 

 

 

 

 

 

サーフィンEブックに書いていますが、大人になってからサーフィンを始めた人が子供のころからやっている人を追い越すことはまず不可能です。それは水泳と全く同じでして、大人になってから本格的に水泳を始めたとしても子供のスイマーに勝つことも容易ではありません。

 

 

子供は体の成長過程において水泳やサーフィンに適応した体を作り上げていきます。その最も大きな要素は柔軟性です。筋力だけであれば大人になってからもトレーニングしだいで追いつくことはできますが、柔軟性だけは限界があります。たとえ微妙な違いであったとしても、それが大きなパフォーマンスの違いを生みます。

 

 

今の時代、10歳未満でサーフィンを始めないとプロとして活躍できるサーファーにはなれません。そしてWCT(世界のトップ36)に入るような選手は15歳前後ですでにその名が世界に知れ渡っています。彼らはサーフィンに必要なフィジカルだけでなく、ジャッジや観客を魅了する特別なサーフィンセンスを持っています。

 

 

 

 

 

私たちはプロを目指しているわけではありません。そしてまた、子供サーファーよりも下手でいいのです。それは自然なことです。子供の方が上手いのは当然。子供はサーフィンに特化した体を持っているのですから。

 

 

大事なのは柔軟性の重要性を知り、時間を見つけてはストレッチをすることです。サーフィン初心者の関門であるテイクオフは柔軟性があるかないかで成功率が全く変わってきます。テイクオフにはテイクオフに必要な柔軟性があります。ミスターテイクオフは効率的にその柔軟性を養い、維持していきます。

 

 



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