エアロビックな筋肉
赤筋と白筋、サーフィンではいったいどっちの筋肉が重要なのでしょう。そうです、ここにサーフィン陸上トレーニングのための大きなヒントが隠されています。そのことを知らずしてむやみにトレーニングを行っていると、かえって逆効果になることもあるから要注意です。
スポーツのトレーニングにおいて、今やAT値は超重要な指標となっています。もちろんサーフィンも例外ではありません。心拍数を計測するにはハートレート・モニター(右写真クリックで詳細表示)が必要でして、ポラールというメーカーが業界トップのシェアを持っています。このブランド品はかなり高価ですが、最近では指先をタッチすれば計測できるという安価な腕時計もあるようです。
...と、いちおうAT値の重要性についてお話しましたが、だからといってそんなハートレート・モニターを装着してトレーニングはやってられません。それを意識するしないで大きな違いがでますので、意識したトレーニングをすればいいのです。
サーフィンに必要なのはアネロビックな筋肉なのかエアロビックな筋肉なのか。答えは”おおよそ”エアロビックな筋肉です。”おおよそ”と言ったのには意味がありますが、ここではとりあえず「エアロビックな筋肉が必要」と理解してください。
エアロビックなトレーニングのポイントは心拍数をできるだけキープすること。ほんとに大事なことなのでしっかり覚えておいてください。心拍数がある値(AT値)を超えてしまうとアネロビック運動になってしまうのです。
具体的には心拍数をいくつにキープするのかはかなり個人差がありますのでここでは言えません。アバウトでいいのです。「これ以上負荷をかけたらやばい」というところでしょうか。なにがやばいのかといえば、ズバリ「明日は筋肉痛」です(笑)。そう、基本は「筋肉痛にならないくらいの負荷でやること」ですね。
- サーフィンの体を作るために
- まずはサーフィンで必用な筋肉とは...というお話からです。これ非常に重要なことですからしっかりと覚えておいてください。
- ベンチプレスの効用
- サーフィンのためのトレーニングでベンチプレスは注意が必要です。サーフィンに必要なのは基本的にエアロビックな筋肉ですから。
- サーフィンをイメージできる陸上トレーニング
- エアロビックでない運動の場合、筋肉中のグリコーゲンがエネルギーとして使われますが、その結果として筋肉中に乳酸が溜まってしまいます。
- 陸トレの挫折とサーフィンの挫折
- ほぼ100パーセントの人が途中でやめてしまう陸上トレーニング。陸トレの挫折がそのままサーフィンの挫折に繋がりますので非常に重要です。
- サーフィン無料レッスン
- ガニ股は誰でもすぐに修正可能ですが、自分では気がつかない前足過重症候群の治療はなかなか大変です。
- WT選手養成ギブス
- MR練習は負荷をかけたトレーニングです。たとえるなら「巨人の星」のダイリーガー養成ギブス。
- 波がないときにはマウンテンバイク
- せっかく海に行ったのに波がなかったとか、クローズしていた、なんてときにはマウンテンバイクを引っ張り出すのです。
- パドル筋を鍛える最新マシン
- 水泳ではなく、サーフィンそのものをイメージできるトレーニングマシンです。価格は意外と安くて、6万円前後。
- 体の柔軟性と高度なサーフィン
- 高度なサーフィンに求められるフィジカルは体幹の強さと柔軟性、この二つ。ということは、これってサッカーと同じような気がします。
- インターバルトレーニング
- インターバルトレーニングというと陸上選手や水泳選手だけに効果があると思いがちですが、実はサーフィンにも有効なのです。