ミスターテイクオフはWT選手養成ギブス
最近、「巨人の星」がテレビCMによく使われますね。個人的にはあまり気分よくありません。大事な幼少時代の思い出を茶化してほしくないからです。リアルタイムで週間漫画を読み、リアルタイムでテレビアニメを観ていた世代にしかわかってもらえないでしょうけれど。
それはさておき、今日の話題は「大リーガー養成ギブス」です。ここはサーフィンブログなので、「WT選手養成ギブス」にしておきましょう。
こんにちは。いつもお世話になっております。愛知県の●●●と申します。
ミスターテイクオフ(MR)で質問が有ります。ホバリングで前加重して加速させるのは分かりますが、サーフボードの上ではワックスが付いてるので思うようにスライド出来ませんよね? 無理にスライドさせると力んでしまいますし、それでも滑らないので足の位置がズレてしまいます。
以前ブログの記事にされていたら申し訳ありません。よろしければご指導お願いします。
ミスターテイクオフに関してのご質問です。はい、これについては過去にも記事で取り上げた記憶があります。そして再度同じ質問をピックアップさせていただいたのは、これがとても重要なことだからです。
事の本質は、プッシュアップのときに「上体を真上に上げない」ということです。胸を押し出していって、両腕で体全体を支える感覚を持つのです。
そうすることによって両足が宙に浮きますので、楽に引き込むことができます。また、その状態になれば体全体が浮いているわけですから「ワックスが付いているので体や両足が滑らない」という問題からも解放されます。
ワックスが付いているので滑らない...ということは、逆に考えれば「両腕だけで体を支える状態が作れていない」ということでもあります。
あと、実際の波の場合、サーフボードは下に落ちていきますのでますます体とボードの密着性が低下します。つまり、自然に離れていきます。ということは接触抵抗も減っていきます。
なお、MRと実際の波の上ではアクションが全く同じになるわけではありません。そこのところは誤解されないようにお願いします。MR練習は負荷をかけたトレーニングです。たとえるなら「巨人の星」のダイリーガー養成ギブス。
MRで負荷をかけたトレーニングをすることによって、海では楽にテイクオフができるようになっていきます。
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