陸トレの挫折とサーフィンの挫折
サーフィンがやっかいなところは相手が自然の波ですので、自分の体力に合わせてくれないということ。他の一般的なスポーツの場合、パートナーを調整することでそれなりに楽しめるものです。野球しかり、サッカーしかり、テニスしかり、ゴルフしかり。
これが何を意味するかといえば「サーフィンというスポーツは技術と体力が一定基準に達した人しかまったくもって楽しめない」ということです。つまり、”それなりに楽しむ”ことができません。そして、そのことこそがサーフィンを一般スポーツとは次元の違う特別なものにしているのだと思います。
「こんなに大変なものだとは思わなかった」とサーフィン初体験の人は必ず言います。そして「自分の体力不足を痛感した」と続けます。体力...と言っても、それは単なる持久力なのですが、それを腕力だと勘違いしてしまいます。よし、とばかりに腕立て伏せやチューブ引きなんかを始める人もいることでしょう。で、どうなるか。ほぼ100パーセントの人が1ヶ月ももちません。
週末サーファーは海に行けない日の陸上トレーニングが大事
これは間違いありません。これなしには”サーフィンに必要な一定の体力”を維持することはできませんし、サーフィンのレベル向上はありえないと思います。では、これを生活のルーチンに取り入れてしまうにはどうしたらいいのでしょう。ほぼ100パーセントの人が途中でやめてしまう陸上トレーニング。陸トレの挫折がそのままサーフィンの挫折に繋がりますので非常に重要です。
コンテンツ
- サーフィンの体を作るために
- まずはサーフィンで必用な筋肉とは...というお話からです。これ非常に重要なことですからしっかりと覚えておいてください。
- エアロビックな筋肉
- 赤筋と白筋、サーフィンではいったいどっちの筋肉が重要なのかが気になりますね。ここにサーフィン陸上トレーニングのための大きなヒントが隠されています。
- ベンチプレスの効用
- サーフィンのためのトレーニングでベンチプレスは注意が必要です。サーフィンに必要なのは基本的にエアロビックな筋肉ですから。
- サーフィンをイメージできる陸上トレーニング
- エアロビックでない運動の場合、筋肉中のグリコーゲンがエネルギーとして使われますが、その結果として筋肉中に乳酸が溜まってしまいます。
- サーフィン無料レッスン
- ガニ股は誰でもすぐに修正可能ですが、自分では気がつかない前足過重症候群の治療はなかなか大変です。
- WT選手養成ギブス
- MR練習は負荷をかけたトレーニングです。たとえるなら「巨人の星」のダイリーガー養成ギブス。
- 波がないときにはマウンテンバイク
- せっかく海に行ったのに波がなかったとか、クローズしていた、なんてときにはマウンテンバイクを引っ張り出すのです。
- パドル筋を鍛える最新マシン
- 水泳ではなく、サーフィンそのものをイメージできるトレーニングマシンです。価格は意外と安くて、6万円前後。
- 体の柔軟性と高度なサーフィン
- 高度なサーフィンに求められるフィジカルは体幹の強さと柔軟性、この二つ。ということは、これってサッカーと同じような気がします。
- インターバルトレーニング
- インターバルトレーニングというと陸上選手や水泳選手だけに効果があると思いがちですが、実はサーフィンにも有効なのです。