サーフィンをイメージできる陸上トレーニング
私もサーフィンを始めたばかりのころはとにかくパドリングがきつかったものです。海に入って30分くらいすると、もう腕に力が入らなくなってしまって。サーフィンどころか、もはやパドリングができない状態になってしまう。ひょっとして、みなさんも私と同じような経験されていませんか? というか、今まさにそのことで悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
そうなってしまう原因は、上に書いたとおり。つまり、腕がエアロビックな運動に適合していないから。筋肉が長時間の運動に耐えられないんですね。エアロビックでない運動(アネロビックな運動)の場合、筋肉中のグリコーゲンがエネルギーとして使われますが、その結果として筋肉中に乳酸が溜まってしまいます。そうなると、もう筋肉は収縮運動ができなくなってしまうのです。それが「腕に力が入らない」という状態です。
エアロビックな筋肉を作るためには、毎日その筋肉を使うことに尽きます。注意すべきポイントは、重い負荷をかけずになるべく長時間行うということです。一番いいのはもちろん毎日のように海に入ることですが、会社勤めとしているとそれは現実的ではありませんね。すぐに腕が上がらなくなるとお悩みの方、海に行けない日の陸上トレーニングはミスターテイクオフが超効果的です。
コンテンツ
- サーフィンの体を作るために
- まずはサーフィンで必用な筋肉とは...というお話からです。これ非常に重要なことですからしっかりと覚えておいてください。
- エアロビックな筋肉
- 赤筋と白筋、サーフィンではいったいどっちの筋肉が重要なのかが気になりますね。ここにサーフィン陸上トレーニングのための大きなヒントが隠されています。
- ベンチプレスの効用
- サーフィンのためのトレーニングでベンチプレスは注意が必要です。サーフィンに必要なのは基本的にエアロビックな筋肉ですから。
- 陸トレの挫折とサーフィンの挫折
- ほぼ100パーセントの人が途中でやめてしまう陸上トレーニング。陸トレの挫折がそのままサーフィンの挫折に繋がりますので非常に重要です。
- サーフィン無料レッスン
- ガニ股は誰でもすぐに修正可能ですが、自分では気がつかない前足過重症候群の治療はなかなか大変です。
- WT選手養成ギブス
- MR練習は負荷をかけたトレーニングです。たとえるなら「巨人の星」のダイリーガー養成ギブス。
- 波がないときにはマウンテンバイク
- せっかく海に行ったのに波がなかったとか、クローズしていた、なんてときにはマウンテンバイクを引っ張り出すのです。
- パドル筋を鍛える最新マシン
- 水泳ではなく、サーフィンそのものをイメージできるトレーニングマシンです。価格は意外と安くて、6万円前後。
- 体の柔軟性と高度なサーフィン
- 高度なサーフィンに求められるフィジカルは体幹の強さと柔軟性、この二つ。ということは、これってサッカーと同じような気がします。
- インターバルトレーニング
- インターバルトレーニングというと陸上選手や水泳選手だけに効果があると思いがちですが、実はサーフィンにも有効なのです。