陸上トレーニング

テイクオフ成功の法則



内股スタンスのトレーニング

 

ミスターテイクオフを使った内股スタンスの練習。これによってサーフボードがガンガン加速するようになるのですが...

 

 

 

 

 

 

 

 

両足のヒザをくっつけるように内股スタンスにすると三角形が形成され、上体の体重がボードにダイレクトに伝わります。要するに、体重が下に逃げないようにすることが重要なのです。地面で陸上練習するだけでもいいですが、ミスターテイクオフを使うと効果は数倍です。やはり、実際のサーフボードをイメージできるところが大きいのです。また、ボードを傾けることによって筋力とバランス感覚が研ぎ澄まされていきます。

 

 


クーパー・チャプマンのダウンザライン。見本のような内股スタンスで体重をボードに載せていきます。

 

 


カービングターンもご覧のとおり。内股スタンスのまま大きな孤を描く様は実に美しいではありませんか。いかにも体重が載っているのがわかるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


愛知県のKさん。

 


顔が下を向いており、1m先しか見ていません。波のフェイスを見るイメージで練習しましょう。

 


スタンスが狭い、いわゆるクローズドスタンス。ロングボードならスタイリッシュですが、ショートボードではNGです。後ろ足をボードエンドに置いて、スタンスを広くする練習をしましょう。スタンスを広くするとガニ股になりがちですので、両足のヒザを閉じて内股にする強い意識が必用です。

 

 


こちらは埼玉のSさん。サーフィン挫折組ということですが、ミスターテイクオフでサーファー復活を志しているようです。見たかんじ、なかなか良いです。胸の押し出しと広いスタンスはほとんど満点。内股スタンスも習得していってください。以下はSさんのコメントです。

 

サーフィン復活2年目の40歳の初心者です。7〜8年前もしておりましたがビギナーレベルでテイクオフで挫折して自然に海に行かなくなりました。ピークが合って乗り易い波でテイクオフできるようなレベルで海も週に1回程度です。いきなりショートボードはと思い、現在は218cm×53cm×7cmサイズのファンボードをメインにのっています。いずれはショートボートにもトライしてみたいと思っております。

 



コンテンツ
テイクオフで失速しないために
ミスターテイクオフですが、たしかにノーズを押さえるように指導しています。これはノーズが浮いて失速するのを防ぐためです。
ボードを加速させる
「加速するテイクオフ」を特訓中のマグナムさん(熊本県)です。「加速するテイクオフ」は飛行機が滑走路から飛び立つイメージであり、まさにTAKE OFFです。
波のフェイスをイメージする
練習してるときも、実際に波に乗ってるイメージを持つことがとても大事。実際の波のフェイスをイメージしましょう。
ボトムターンをマスター
サーフボードが進路を変える原理はシンプルで、ボードが一方方向に傾くこと。そういった目で、再度お二人の事例を見てみてください。まったくレールが入っていません。
バックサイドのボトムターン
ミスターテイクオフを利用したバックサイド練習。やってみるとかなりキツいです。練習のときは写真やビデオ、または鏡に映して自分を客観的にみてみましょう。
海と陸の違いを認識する
陸上では重力と100パーセント戦いますが、波の上では50パーセントくらい軽減されています。つまり、陸上トレーニングは負荷をかけたトレーニングになっているのです。
クリティカル・ポジションを意識する
前足がセンターから左にズレているのでテイクオフ直後のアップスが上手くできないでしょう。クリティカル・ポジションはもう少し前。そうするとボードがさらに加速するようになります。
テイクオフの基本を忘れてはいけない
下を見ないで立つ。簡単なようで、これができません。なぜかといえば、下を見ないで立つための筋力がじゅうぶんでないからです。
前足を確実にセットするために
ボードの動きをスローでチェックするとそれがよくわかります。是非、自分のアクションをビデオに撮って特に前足の出を確認しましょう。
テイクオフで加速する秘訣
ミスターテイクオフEvoシリーズの特徴は、ノーズ過重でボードを加速しながらテイクオフしていくアクションを効率よくマスターできることです。

 
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