陸上トレーニング

テイクオフ成功の法則



テイクオフで加速する秘訣

 

千葉県の哲也さん。ミスターテイクオフには使い方を詳しく解説した教材を付けていますが、「ちゃんと読みました」という方の中にも「いや、読んでないでしょ」と突っ込みたくなる方がいらっしゃいます。哲也さんもそんな一人なのですが...

 

ミスターテイクオフEvoシリーズの特徴は、ノーズ過重でボードを加速しながらテイクオフしていくアクションを効率よくマスターできることです。哲也さんのこの使い方では、その利点をまったくいかせていません。私のテイクオフ理論の根幹にあるのが、上体スライドアップによるブランコ理論です。つまりは、それを哲也さんはやっていないのです。

 

 

 

 

 

 

 

哲也さんからミスターテイクオフのフォームを改善したビデオが送られてきました。たしかに、前回指摘しておいたところ(ノーズダウンしないで立っている)が修正されているのですが...

 

 

 

 

これも絶対にやってはいけないこと。そうです、飛び乗っちゃってます。ボードに飛び乗るとテイクオフが一か八かになるので、サーフィン初級のうちは飛び乗りテイクオフを徹底的にやっつけないといけません。関連記事はこちらにあります。⇒飛び乗ってはいけない

 

 

 

はい、ここも要チェックポイント。前足がいまひとつ前に出ていません。これも飛び乗ってしまったがための結果です。要するに、テイクオフが雑なんです。

 

 

 

前足の出が甘いと、このように窮屈な立ち姿勢になります。どこか安定しない雰囲気ですよね。パッと見は上手く立っているように思えても、こうやって詳しく分析するとNGがたくさんあります。ミスターテイクオフを使えば欠点がまるわかりになります。以上のことは安定したテイクオフのために必須なのであって、それとともにテイクオフで加速するためにも...

 

 

 

 

テイクオフが上手くなる実感

はら様。2月にミスターテイクオフを購入した哲也です。あれから何度もアドバイス頂きありがとうございます。その後、日々ミスターテイクオフで陸トレしています。また、Eブックも参考にし、海でも特にテイクオフの時視線を斜面を見続ける事を心がけており、陸トレの効果が出てきた気がしています!

 

当たり前のことかもしれませんが...

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで視線に注視しておらず、テイクアウト失敗の原因はこれが大きいと実感しています。兎に角、テイクオフの直前に右に行くか左に行くか決めて斜面を注視し、頭は海面から垂直にしてその斜面に乗るようにすると今までとまったく違う景色と波乗りが出来るような気がしています。

 

逆に言うと、視線がちゃんとしていないと高い確率でテイクオフ失敗しています。又、このことを実行する事でダンパーの波に乗ろうとする事も回避できてきました。それでは、今日練習したものをビデオで送らせていただきます。

 

1.最初のストレッチ
2.レギュラーのストレッチ
3.グーフィーのストレッチ
4.レギュラースタンドアップ
5.グーフィースタンドアップ

 

またアドバイス頂けるとありがたいです!

 

 

 

 

 

哲也さんの4回目のビデオレッスンです。かなりいいかんじになってきましたが、後ろ足をボードの端でしっかり止めればもっとスタンスが広くなります。前足も、しっかりそこへ置くという意識でやるのが大事です。基本トレーニングは超スローモーションでやりましょう。太極拳を知ってるでしょうか。あれは超スローで動くことで筋肉に負荷をかけるのです。これが実践でとても効果を発揮します。

 



コンテンツ
テイクオフで失速しないために
ミスターテイクオフですが、たしかにノーズを押さえるように指導しています。これはノーズが浮いて失速するのを防ぐためです。
ボードを加速させる
「加速するテイクオフ」を特訓中のマグナムさん(熊本県)です。「加速するテイクオフ」は飛行機が滑走路から飛び立つイメージであり、まさにTAKE OFFです。
波のフェイスをイメージする
練習してるときも、実際に波に乗ってるイメージを持つことがとても大事。実際の波のフェイスをイメージしましょう。
ボトムターンをマスター
サーフボードが進路を変える原理はシンプルで、ボードが一方方向に傾くこと。そういった目で、再度お二人の事例を見てみてください。まったくレールが入っていません。
バックサイドのボトムターン
ミスターテイクオフを利用したバックサイド練習。やってみるとかなりキツいです。練習のときは写真やビデオ、または鏡に映して自分を客観的にみてみましょう。
海と陸の違いを認識する
陸上では重力と100パーセント戦いますが、波の上では50パーセントくらい軽減されています。つまり、陸上トレーニングは負荷をかけたトレーニングになっているのです。
クリティカル・ポジションを意識する
前足がセンターから左にズレているのでテイクオフ直後のアップスが上手くできないでしょう。クリティカル・ポジションはもう少し前。そうするとボードがさらに加速するようになります。
テイクオフの基本を忘れてはいけない
下を見ないで立つ。簡単なようで、これができません。なぜかといえば、下を見ないで立つための筋力がじゅうぶんでないからです。
前足を確実にセットするために
ボードの動きをスローでチェックするとそれがよくわかります。是非、自分のアクションをビデオに撮って特に前足の出を確認しましょう。
内股スタンスのトレーニング
両足のヒザをくっつけるように内股スタンスにすると三角形が形成され、上体の体重がボードにダイレクトに伝わります。要するに、体重が下に逃げないようにすることが重要なのです。

 
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